メガライチュウY 考察・パーティ構築【チャンピオンズ使用率3位】ノーガードの強さと対策
メガライチュウY
⚠️ 本記事のデータはM-3シーズン(2026/06/20)時点の集計です
シーズンM-3のシングルバトルで、メガライチュウYは使用率3位を記録。メガ進化後に発動するノーガード特性により、命中率70のでんじほうが確実に当たるようになるのが最大の特徴です。とくこう160・すばやさ130という高い攻撃性能が、必中の広い技範囲と噛み合い、環境上位に強い圧力をかけられます。
特性はメガ前**ひらいしん88.3%**が主流で、でんき技を無効化しつつ特殊火力を高めるメリットがあります。メガ進化すると特性がノーガードに切り替わるため、でんき無効の恩恵はメガ進化前のターンのみです。
なぜ今メガライチュウYが使用率3位なのか
1. ノーガードでんじほうが必中になる
でんじほうは命中率70の高火力技で、通常は外れるリスクが約30%あります。メガ進化後のノーガード特性により、このでんじほうが外れなくなるのがメガライチュウY最大の強みです。採用率96.2%と実質固定枠のでんじほうは、命中率のリスクなくでんき技として広い範囲に打点を持てます。
2. きあいだまも必中になりカバレッジが広い
きあいだまは本来命中率80のかくとう技で、はがね・あく・いわ・ノーマルなどでんきが効きにくいタイプに打点を持てます。ノーガード特性で採用率95.5%のきあいだまも必中になるため、でんき単タイプながら弱点を補う広いカバレッジを安定して出せます。
3. とくこう160・すばやさ130で高速高火力の特殊アタッカー
メガ後のとくこう160は環境上位水準の特殊火力で、おくびょうC32 S32(採用率76.8%)ですばやさ実数値を高めることで多くの環境ポケモンに先手を取れます。すばやさ130は素早いポケモンが多い環境でも十分に機能する水準です。
基本スペック
種族値(メガ後)
メガ進化でとくこう+70・すばやさ+20と、攻撃面に大きく伸びます。一方でHP60・ぼうぎょ55・とくぼう80は控えめで、耐久は高くありません。特殊アタッカーとして先手を取り一撃を狙う役割に特化したスペックです。
タイプ・弱点
| 弱点(×2) | 耐性(×0.5) | 無効 |
|---|---|---|
じめん
|
ひこう
はがね
でんき
|
— |
でんき単タイプの弱点はじめんの1タイプのみと非常に少なく、多くの攻撃を等倍以下に抑えられます。ひこう・はがね・でんきは×0.5で受けられるため、環境に多いでんき技・ひこう技への耐性があります。ただし弱点のじめんは環境使用率1位のガブリアスが採用率99%超のじしんを持つため、実質的な天敵となっています。
主要な技と採用率
| 技名 | タイプ | 威力 | 採用率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| でんじほう | ![]() |
120 | 96.2% | 命中70→ノーガードで必中。タイプ一致最大火力。マヒ付与効果あり |
| きあいだま | ![]() |
120 | 95.5% | 命中80→ノーガードで必中。はがね・あく・いわ・ノーマルへの補完打点 |
| くさむすび | ![]() |
可変 | 75.4% | 相手の重さに比例する威力。みず・じめん・いわへの補完。カバルドン等の重い相手に高威力 |
| ボルトチェンジ | ![]() |
70 | 26.5% | 攻撃後に交代。有利な対面を維持しつつ後続に繋ぐ対面操作技 |
| みがわり | ![]() |
— | 22.0% | HPの1/4を消費してみがわりを作る。交代を読んで積んだりじめん対策の盾にする |
| みわくのボイス | ![]() |
90 | 15.1% | 必中のフェアリー特殊技。マスカーニャ(4位・くさむすびは×0.5でくさ技が半減になる相手に有効)、カイリュー(20位・でんじほう等倍に対し×2)、サザンドラ(26位・あく/ドラゴン複合で×4)に刺さる |
| なみのり | ![]() |
90 | 圏外 | ほのお・いわ・じめんへの×2打点。ガブリアスにも×2で入るくさむすびと異なる補完軸 |
特性採用率はメガ前**ひらいしん88.3%・せいでんき11.7%**の2択。ひらいしんはでんき技を無効化しつつ特攻が1段階上がる特性で、相手のでんき技を受けてとくこうを積む展開も作れます。せいでんきは接触技を受けたときに30%でマヒを付与し、先手を逆転させる読み合いを作ります。メガ進化するとノーガードに切り替わるため、どちらの特性もメガ進化前のターンのみ機能します。
主要型の解説
性格分布はおくびょう73.8%・ひかえめ20.5%で、すばやさを重視したおくびょうが主流です。
型1: おくびょうH2-C32-S32型(最多採用)
性格採用率: おくびょう 73.8%(最多。EV採用率1位 H2-C32-S32 76.8%と高い一致率)
おくびょうH2-C32-S32 攻撃型
性格: おくびょう(S↑ A↓)
EV: H2 C32 S32(採用率76.8%)
持ち物: ライチュウナイトY(96.5%)
・でんじほう
・きあいだま
・くさむすび
・ボルトチェンジ / みがわり / みわくのボイス
強み:
おくびょうでSを最大に伸ばし、C32で火力を落とさない型です。EV採用率1位のH2-C32-S32構成で、すばやさの実数値を最大化しつつとくこう160を活かします。でんじほう・きあいだまはいずれもノーガードで必中になるため、外れるリスクなく広い攻撃範囲を安定して出せます。ひかえめ型と比べて先手を取れる相手が増えるため、環境のS実数値が高い相手に対して優位を取りやすくなります。
弱み:
ひかえめ型と比べてC実数値が約9%低下します(性格無補正)。耐久は低く、先手を取れない相手からの一撃は重くなります。じめん技が弱点(×2)であり、こだわりスカーフ採用(32.9%)のガブリアス(スカーフ込み最速S253)には先手を取られ、低耐久では確定1発圏内になる可能性が高いです。タスキ採用(42.0%)の場合はおくびょうS200 > ガブリアス最速S169で先手を取れますが、じしんを受ければほぼ確定1発です。
型2: ひかえめB2-C32-S32型(2番目に多い構成)
性格採用率: ひかえめ 20.5%(EV採用率2位 B2-C32-S32 4.4%と合わせた高火力型)
ひかえめB2-C32-S32 高火力型
性格: ひかえめ(C↑ A↓)
EV: B2 C32 S32(採用率4.4%)
持ち物: ライチュウナイトY(96.5%)
・でんじほう
・きあいだま
・くさむすび
・ボルトチェンジ / みがわり / みわくのボイス
強み:
おくびょう型と比べてC実数値が約9%高く、でんじほう・きあいだまの一撃が重くなります。とくこう160にひかえめ補正が乗るため、耐久に振った相手でも確定数が変わるケースがあります。すばやさS32も確保しているため、速い相手への対応力を維持しつつ最大火力を追求した型です。
弱み:
おくびょう型より先手を取れる相手が減り、S実数値が近い相手との速度勝負に劣ります。耐久の低さはおくびょう型と同様で、上から殴られる展開では一撃が重い点は変わりません。
環境ポケモンへの相性分析
有利・不利がはっきり出る主要ポケモン
でんき単タイプは弱点がじめんのみと少なく、多くの攻撃を等倍以下で受けられます。ノーガードにより命中不安がなくなるため、でんじほう・きあいだまの広い攻撃範囲を安定して押し付けられます。
| ポケモン(環境順位) | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
アシレーヌ(みず/フェアリー)
|
○ 有利 | でんじほうが×2。相手のムーンフォースはでんきに等倍止まりで受けやすい |
ギャラドス(みず/ひこう)
|
○ 有利 | でんじほうが×4。ノーガードで必中のため確実に弱点を突ける |
リザードン(ほのお/ひこう)
|
○ 有利 | でんじほうが×2(メガY・非メガのほのお/ひこう対象。メガX採用23.1%はドラゴン/ほのおで半減)。相手のほのお技はでんきに等倍止まり |
ブリジュラス(はがね/ドラゴン)
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△ やや有利 | きあいだまが×2。でんじほうはドラゴン複合により×0.5で半減されるが、きあいだまで弱点を突ける |
ドドゲザン(あく/はがね)
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○ 有利 | きあいだまが×4。ノーガードで必中になり確実に倒せる。ふいうちはでんきに等倍 |
ラグラージ(みず/じめん)
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○ 有利 | くさむすびが×4(みず弱点×2・じめん弱点×2)。でんじほうはじめん複合で無効なためくさむすびが必須打点。ただしすいすい個体(非メガ21%)は雨下でS2倍になり先手を取られる場合がある |
苦手なポケモンと対策
じめん弱点と低耐久が弱みで、じめん技を持つ物理アタッカー、または上から殴れる高速ポケモンが苦手です。
| ポケモン | 苦手理由 | 対策 |
|---|---|---|
ガブリアス(1位)
|
じしん(採用率99%超)がじめん×2。おくびょうS200 > ガブリアス最速S169で基本先手を取れるが、スカーフ個体(32.9%)はS231〜S253となり先手を取られる。じしんを受けた場合は低耐久でほぼ確定1発 | じしんを無効にするひこうタイプや浮遊特性の枠を同伴し、ガブリアスへの後出しは避ける。みわくのボイス(採用率15.1%)がドラゴン複合に×2で入る。くさむすびはドラゴン半減とじめん弱点が相殺されて等倍止まり |
カバルドン(じめん)
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じしん(採用率98%)が弱点×2。高HP・高Bで耐久が高く、こちらの攻撃を耐えて返しのじしんで大ダメージ。ただしくさむすびは体重90kgで威力90 | くさむすびで弱点(じめん×2)を突ける。カバルドン最速S108に対しひかえめS182でも必ず先手を取れるため、くさむすびで安定して処理できる |
カイリュー(ドラゴン/ひこう)
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でんじほうは等倍(ドラゴン×0.5とひこう×2が相殺)。じしん採用率20.1%があり被弾すると×2。高耐久で一撃で倒せない場合の反撃が重い | みわくのボイス(フェアリー→ドラゴン/ひこうに×2)で打点を持てる。じしんを持つ個体(20.1%)に注意し、後出しは避ける |
パーティ構成
相性の良いポケモン
パーティ構成の基本方針:
メガライチュウYはでんき単タイプで弱点がじめんのみと少なく、多くの攻撃を等倍以下に受けられます。残り5体で以下を補います。
- じめん対策: ひこうタイプ(アーマーガア・ムクホーク)でガブリアスのじしんを無効化する枠
- 物理受け枠: HP60・ぼうぎょ55と物理耐久が低いため、物理アタッカーに対して後出しできる枠
- はがね・ドラゴン補完: でんじほうが×0.5に抑えられるはがね複合・ドラゴン単タイプへのフェアリーやかくとう打点を持つ枠
- ボルトチェンジ連携: ボルトチェンジで対面操作してから有利な後続に繋ぐサイクル構築
総評:
メガライチュウYはノーガード特性でとくこう160のでんじほう・きあいだまが必中になるという、シンプルかつ強力な強みを持つ特殊アタッカーです。使用率3位の背景には、でんき単タイプの少ない弱点(じめんのみ)とノーガードによる命中安定が噛み合っており、読み合いのリスクを下げながら広い攻撃範囲を押し付けられる点があります。
弱点はじめんの1タイプに限られますが、環境使用率1位のガブリアスがじしんを採用率99%超で持つため実質的な天敵となっています。じめんを無効化するひこう枠を添え、ライチュウY自身は広い攻撃範囲とすばやさ130で多くの環境ポケモンに先手から打点を入れるのが基本戦術です。
ポケモン詳細ページ
- アローラライチュウ 詳細データ
- ガブリアス 詳細データ
- カバルドン 詳細データ
- アーマーガア 詳細データ
- アシレーヌ 詳細データ
- マスカーニャ 詳細データ
- ラグラージ 詳細データ
- バシャーモ 詳細データ
- サーフゴー 詳細データ
- アローラキュウコン 詳細データ
じめん
ひこう
はがね




ギャラドス(みず/ひこう)
リザードン(ほのお/ひこう)
ドドゲザン(あく/はがね)
ラグラージ(みず/じめん)
カバルドン(じめん)
カイリュー(ドラゴン/ひこう)