【ポケモンチャンピオンズ】ガブリアス徹底考察 M-2シーズン使用率1位の全て
ガブリアス
シーズンM-2(2026/5/13〜6/17)のシングルバトルで、ガブリアスは使用率1位を記録しています。前シーズンM-1でも上位523構築のうち**281構築(53.7%)**に採用されるなど、ポケモンチャンピオンズのシングル環境を長期にわたって支配しているポケモンです。
この記事では実際の対戦データをもとに、ガブリアスがなぜ強いのか、どのような型で使われているのか、どんなパーティに入れるべきかを徹底的に掘り下げます。
基本スペック
種族値
| HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 108 | 130 | 95 | 80 | 85 | 102 | 600 |
攻撃130・素早さ102という数値が際立っています。素早さ102はルカリオ・ゲッコウガといった主要な高速アタッカーを上回り、最速で使うことでほぼすべての無振りポケモンを先制できる優秀なライン。さらに攻撃130は環境最高水準で、努力値を振らなくてもダメージが大きい。
タイプ・弱点
| 弱点(4倍) | 弱点(2倍) | 無効 |
|---|---|---|
こおり | ドラゴン・ フェアリー | でんき |
弱点はこおり・ドラゴン・フェアリーの3タイプ。一方でポケモンチャンピオンズ環境で多いでんきタイプを完全無効化し、じめんタイプの攻撃でブリジュラス・ハラバリーなどの電気ポケモンを一撃で倒せるのが大きな強みです。
なぜ1位なのか——ガブリアスの強さ
1. 技範囲が圧倒的に広い
| 技 | 採用率 |
|---|---|
じしん | 99.2% |
ステルスロック | 51.9% |
げきりん | 49.0% |
がんせきふうじ | 40.3% |
スケイルショット | 33.0% |
いわなだれ | 23.6% |
どくづき | 19.6% |
ほのおのキバ | 14.1% |
じしん1本でブリジュラス・ハラバリーを完封しつつ、ドラゴン技・いわ技・どくづき・ほのおのキバを組み合わせることでほぼすべての環境ポケモンに等倍以上が取れます。これだけの技範囲を持ちながら攻撃130・素早さ102を持つポケモンは他にほとんど存在しません。
下表は上位ポケモンへの各攻撃技の効果をまとめたものです。◎=効果抜群(2倍)、◎◎=4倍、○=等倍、△=いまひとつ、△△=¼倍、×=無効
| ポケモン | じしん |
げきりん |
がんせきふうじ |
どくづき |
ほのおのキバ |
|---|---|---|---|---|---|
ブリジュラスはがね/ドラゴン |
◎ | ○ | △ | × | ◎ |
ハラバリーでんき |
◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
マスカーニャくさ/あく |
○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
アシレーヌみず/フェアリー |
○ | × | ○ | ◎ | △ |
リザードンほのお/ひこう |
× | ○ | ◎◎ 4倍 |
○ | △ |
アーマーガアはがね/ひこう |
× | △ | ○ | × | ◎ |
ルカリオかくとう/はがね |
◎ | △ | △△ ¼倍 |
× | ◎ |
ギャラドスみず/ひこう |
× | ○ | ◎ | ○ | △ |
フラエッテ:永遠フェアリー |
○ | × | ○ | ◎ | ○ |
ゲンガーゴースト/どく |
◎ | ○ | ○ | △ | ○ |
ウルガモスほのお/むし |
○ | ○ | ◎◎ 4倍 |
○ | △ |
ハッサムはがね/むし |
○ | △ | ○ | × | ◎◎ 4倍 |
ミミッキュゴースト/フェアリー |
○ | × | ○ | ◎ | ○ |
2. ステルスロックを覚える物理アタッカー
ステルスロック採用率:51.9%(技2位)
使用率上位のアタッカーがまきびき役を兼ねられるのは貴重です。ガブリアスがステルスロックを撒きながらアタッカーとして機能することで、パーティの枠を節約できます。
3. 特性「さめはだ」が対面を制する
さめはだ採用率:99.6%
接触技を受けると相手に反動ダメージ(1/8)を与える特性。きあいのタスキを持ったガブリアスに対し、1発で倒せない相手は確定で反動を受けます。これにより相手の択を狭める効果があり、特に物理アタッカーとの1対1に強い。
主要3型の解説
型1:きあいのタスキ型(採用率37.5%・最多)
想定用途:先発ステルスロック撒き&対面アタッカー
性格:ようき(52.5%)
努力値:AS(攻撃・素早さ全振り)
持ち物:きあいのタスキ
技構成例:じしん / ステルスロック / げきりん or がんせきふうじ / どくづき
最速ようきで素早さを最大まで伸ばし、タスキで先発に出て確実にステルスロックを撒く型。相手が先制技を持っていなければタスキで確定1発の攻撃を耐えてもう1ターン行動できます。
弱点:あられやすなあらしによるタスキ消費、先制技(マッハパンチ・かげうちなど)に対して脆い。
この型を使うパーティの特徴:ステルスロックを撒いた後、フェアリータイプの一致技を通せるポケモン(アシレーヌ・フラエッテなど)を後続に置く構築が多く見られます。タスキ型ガブリアスと同居率が高いのは下記の通りです。
型2:こだわりスカーフ型(採用率34.5%・シーズン序盤は拮抗)
想定用途:最速スカーフで詰め・対面処理
性格:ようき(最速)またはいじっぱり(火力優先)
努力値:AS
持ち物:こだわりスカーフ
技構成例:じしん / げきりん / がんせきふうじ / どくづき or ほのおのキバ
スカーフ込みで素早さ153(最速時)。環境の高速ポケモンの大半を上回り、こだわり補正で火力も確保。じしん一発でブリジュラスを倒せる点が特に強力です。
シーズン序盤(5/13)はタスキとの差が10pt以上ありましたが、5/15〜5/17にかけて両者が35%台でほぼ逆転寸前まで拮抗しました。スカーフ型の採用が増えたタイミングで「タスキ持ちに弱いが先制技対策になるスカーフ」の需要が上昇した動きと考えられます。
| 日付 | タスキ型 | スカーフ型 | 差 |
|---|---|---|---|
| 5/13 | 39.9% | 29.7% | +10.2pt |
| 5/15 | 36.4% | 33.9% | +2.5pt ← 急接近 |
| 5/17 | 35.8% | 35.0% | +0.8pt ← 最も拮抗 |
| 5/20 | 37.5% | 34.5% | +3.0pt ← 再びタスキが優位 |
スカーフ型と同居率が高いポケモン(M-1データ):
火力・制圧力を補う受け枠との組み合わせが多い傾向です。
型3:オボンのみ型(採用率16.0%)
想定用途:耐久型ステルスロック撒き・居座り
性格:わんぱく(11.2%)またはずぶとい
努力値:HB(HP・防御)またはHBD(HP・防御・特防)
持ち物:オボンのみ
技構成例:じしん / ステルスロック / ドラゴンテール / がんせきふうじ or どくづき
防御面に厚く振り、ドラゴンテールで相手の交代を強制しながらステルスロックダメージを蓄積させる型。一見守備的ですが、ドラゴンテール+ステルスロックの組み合わせは相手パーティへのダメージ源として非常に強力です。
M-1データではイダイトウ(オス)(66%)・フラエッテ(永遠)(64%)との同居率が突出して高く、イダイトウ・フラエッテという強力な全抜きアタッカーの前座としてドラゴンテール&ステルスロックで盤面を整える役割が見て取れます。
番外:つるぎのまい型(採用率18.3%)
性格:ようき or いじっぱり
持ち物:ラムのみ(5.5%)or オボンのみ
技構成例:じしん / スケイルショット or げきりん / ほのおのキバ / つるぎのまい
1回積めば攻撃260相当。スケイルショット(複数回ヒット+素早さ上昇)との組み合わせが魅力で、積んだ後はほぼ全てのポケモンを1発圏内に入れられます。ラムのみを持たせることでやけど・まひを1度だけ無効化し、安全に積む機会を確保します。
番外:メガガブリアス型(採用率1.7%)
メガシンカ採用率:1.7%
ポケモンチャンピオンズではメガシンカが使用可能。メガガブリアスは攻撃170・特攻120に上昇しますが、素早さが102→92に下がるのが最大の問題点です。素早さが落ちることで最速無振り相手にも抜かれるケースが増え、スカーフ・タスキ型に比べて採用されにくい状況です。
パーティ構成の考え方
ガブリアスが苦手なポケモンと対策
| 苦手な相手 | 理由 | 解決策 |
|---|---|---|
アシレーヌ・ フラエッテ |
フェアリー技4倍 |
ハッサム・ ギルガルドで受ける |
メガカイリュー・ サザンドラ |
ドラゴン技2倍 |
フェアリータイプで受ける |
ユキメノコ・ アローラキュウコン |
こおり技4倍 |
先制で倒すか交代で受ける |
ゲンガー・ ミミッキュ |
影分身・道連れで崩す | タスキで1ターン確保 |
持ち物別・相性の良いポケモン
タスキ型のパーティ
ガブリアスがステルスロックを撒いた後、フェアリー耐性を持つ後続につなぐ構築が安定します。
ブリジュラス(電気・はがねで多くに打点、ゴーストタイプ無効)
アシレーヌ(フェアリー技でドラゴンを一掃)
アーマーガア(物理受け、釣り交換先)
スカーフ型のパーティ
高速処理で詰める型なので、詰め切れない耐久ポケモンを突破する手段を別枠で用意しておく必要があります。
ゲンガー(催眠・トリックで崩し)
ガルーラ・
ミミロップ(メガシンカで受けを突破)
オボン型のパーティ(ドラゴンテール構築)
イダイトウ・フラエッテとの3枚構成が王道。ガブリアスがドラゴンテールで削り、全抜きアタッカーが締める役割分担です。
シーズンM-2での環境的な位置づけ
M-2でガブリアスが1位を保っている背景には、ブリジュラス・ハラバリーという電気ポケモンの台頭があります。ガブリアスはでんきタイプを完全無効化した上で、じしん1発でこれらを倒せる数少ないポケモン。使用率2位の
ブリジュラスへの最強の回答がガブリアスという構図で、「ブリジュラスに強いポケモン」を採用する際の第一候補になり続けています。
また注目の動向として、キラフロルナイトの採用率が5/13→5/20の1週間で+19.3pt急増しています。キラフロルのメガシンカは特殊技主体となるため、ガブリアスにとっての直接的な脅威にはなりにくいですが、特殊アタッカーが増えることでわんぱく型の価値が上がる可能性があります。
まとめ
| 型 | 持ち物 | 採用率 | 強み | 弱み | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| タスキ型 | ![]() | 37.5% | 確実に仕事、先発安定 | 先制技・天候に弱い | SR撒き+1体処理 |
| スカーフ型 | ![]() | 34.5% | 最速、詰め性能高い | タスキ持ちに弱い | 中〜後発の一掃 |
| つるぎのまい型 | ![]() | 18.3% | 積み後の突破力 | 積む隙が必要 | 詰め・全抜き |
| オボン型 | ![]() | 16.0% | 耐久力、ドラゴンテール | 火力不足 | SR撒き+流し |
ガブリアスはタスキ・スカーフ・オボンの3つの型がいずれも20〜37%の採用率を保っており、どの型かが読みにくいのも強さの一因です。パーティを見ただけでは「タスキか、スカーフか」の判断が難しく、対面での択を押し付けやすい。
M-2シーズンも折り返し地点を過ぎたころ、ガブリアスはまだ1位の座を守っています。シーズン後半でスカーフとタスキの勢力図がどう変わるかも注目です。
こおり
フェアリー
でんき
ステルスロック
どくづき
ほのおのキバ
ハラバリー
マスカーニャ
リザードン
ルカリオ
ギャラドス
ウルガモス
ハッサム
ミミッキュ
ギルガルドで受ける
メガカイリュー
サザンドラ
ユキメノコ
アローラキュウコン