メガマフォクシー考察 M-3 開幕42位から17位への急上昇とサザングロスへの強さ
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メガマフォクシー考察 M-3 開幕42位から17位への急上昇とサザングロスへの強さ


メガマフォクシー(M-3)

メガマフォクシー

ほのお エスパー
使用率: 17位(M-3 7/2時点、開幕42位) 特性(メガ後): ふゆう

⚠️ 本記事のデータはM-3シーズン(2026/06/25〜)7/1〜7/2時点の集計です

M-3シングルバトルでマフォクシーは開幕42位でスタートしたが、7/2時点で17位まで急上昇。M-2の25位から相対的な評価が上がっている。マフォクシナイト採用率98.7%で実質メガマフォクシー前提の運用は変わらず、M-3での最大の変化はわるだくみ採用率の急増(M-2: 39.6% → M-3: 51.4%)と、M-3で台頭したサザンドラ・メタグロス構築(通称サザングロス)への優位性が注目されている点です。


なぜM-3でメガマフォクシーが評価されるのか

1. S134で環境上位の大半を上から叩ける

メガ進化後のすばやさ種族値は134。おくびょう87.8%・S32振りで実数値S204に達し、M-3の主要ポケモンの多くに先手を取れます。

ポケモン(M-3順位) S種族値 最速実数値目安 先手
ガブリアス(1位) 102 S169
ミミッキュ(2位) 96 S162
マスカーニャ(3位) 123 S192
メガメタグロス(4位・メガ後S110) 110(メガ後) S178(ようきS32)
サザンドラ(13位) 98 S165
メガライチュウY(6位・メガ後S130) 130(メガ後) S200(おくびょうS32) × 遅い

メガライチュウYはM-3使用率6位で脅威ですが、おくびょうS32の実数値S200はマフォクシーのS204を下回るため後攻になります。マスカーニャはS種族値123・おくびょうS32で実数値S192となり、マフォクシーS204が先手を取れます。

2. ふゆうでじめん技を無効化

メガ進化で特性がふゆうになり、環境1位のガブリアスが99.2%(M-2実績)で採用するじしんを無効化します。素のマフォクシーはじめん×2弱点ですが、メガ後はこれが無効に変わるため、ガブリアスに居座って先手でエスパー・ほのお技を押し返す動きが可能です。

3. M-3で台頭したサザングロスへの優位性

サザングロスとは、M-3でともに急上昇したサザンドラ(13位)とメタグロス(4位・メガ後前提)を軸とする構築です。この2体への対抗手段がM-3の構築課題となる中、メガマフォクシーは両方に同時に有利を取れる点が評価上昇の主因と見られます。

  • サザンドラ(あく/ドラゴン):マジカルシャイン(フェアリー)が×4の超有効。S204 > S165(おくびょうS32)で先手から上から叩ける。ただしマジカルシャイン採用率は42.1%のため、未採用個体では打点不足になる。
  • メガメタグロス(はがね/エスパー):かえんほうしゃ(ほのお)が×2の超有効。S204 > S178(ようきS32)でメガ後にも先手を取れる。バレットパンチ(先制技・87.5%)ははがね技でマフォクシーに×0.5半減、サイコファング(91.1%)はエスパーでマフォクシーに×0.5半減と、先制技を含めてダメージを受けにくい。

「サザンドラもメタグロスも両方先手から弱点技を叩き込める高速特殊アタッカー」は環境に少なく、これがM-3でのマフォクシー評価上昇の核となっています。


基本スペック

種族値(メガ後)

HP
75
こうげき
69
ぼうぎょ
72
とくこう
159
とくぼう
125
すばやさ
134
合計
634

メガ前→メガ後ステータス変化

ステータス メガ前 メガ後 変化
HP 75 75 変化なし
こうげき 69 69 変化なし
ぼうぎょ 72 72 変化なし
とくこう 114 159 +45
とくぼう 100 125 +25
すばやさ 104 134 +30

特性ももうか(メガ前90.2%)→ふゆうへ変わり、じめん技を無効化します。

タイプ・弱点

タイプ: ほのお エスパー
弱点(×2) 耐性(×0.5) 無効(ふゆう含む)
みずみず ゴーストゴースト あくあく いわいわ
ほのおほのお エスパーエスパー くさくさ こおりこおり かくとうかくとう はがねはがね フェアリーフェアリー
じめんじめん

M-3主要型の解説

主流型:おくびょうCS型(わるだくみまたはサイコキネシス)

メガマフォクシー おくびょうCS型
特性: もうか(90.2%)→ メガ後ふゆう
性格: おくびょう(87.8%)
EV: H2-C32-S32(最多23.4%)
持ち物: マフォクシナイト(98.7%)
技構成:
・かえんほうしゃ(81.4%)
・サイコキネシス(52.5%)またはわるだくみ(51.4%)
・サイコショック(44.8%)
・マジカルシャイン(42.1%)またはみがわり(30.2%)またはアンコール(24.8%)

おくびょうH2-C32-S32の実数値:HP152 C211 S204

C211からわるだくみ1積みでC422相当になり、かえんほうしゃ・サイコショックの2貫で多くの相手を1発圏に押し込む。S204でM-3の主要ポケモン(ガブリアス・ブリジュラス・サザンドラ・メガメタグロスなど)を上回り先手を確保できる。

M-3での変化として、サイコキネシスが52.5%まで増加(M-2: 38.3%)しサイコショック(44.8%)との同時採用が増えた。ほのお/エスパーの2一致攻撃を高威力でそろえつつ、わるだくみで積む構成が主流になっている。


M-2→M-3技採用率変化

M-2 M-3 変化
かえんほうしゃ 65.5% 81.4% +15.9pt
サイコキネシス 38.3% 52.5% +14.2pt
わるだくみ 39.6% 51.4% +11.8pt
マジカルシャイン 32.6% 42.1% +9.5pt
みがわり 20.6% 30.2% +9.6pt
くさむすび 17.1% 新規
サイコショック 50.4% 44.8% -5.6pt
アンコール 43.1% 24.8% -18.3pt
マジカルフレイム 29.2% 14.6% -14.6pt
おにび 24.1% 11.6% -12.5pt

変化の考察:

  • アンコール急減(-18.3pt)・おにび急減(-12.5pt):補助技枠を削り、攻撃技(かえんほうしゃ+14.9pt・サイコキネシス+14.2pt)とわるだくみ(+11.8pt)・マジカルシャイン(+9.5pt)に振り替えた。対面補助より「積んで全抜き」への純化が進んでいる。
  • わるだくみ急増(+11.8pt)とみがわり増加(+9.6pt)の同時進行:「みがわりを置いて安全に積む」構成への移行を示す。アンコールを外してみがわり+わるだくみに変えた構成が増えている。
  • くさむすび新規(17.1%):ガブリアス(じめん/ドラゴン)やカバルドン(じめん)への打点として採用が広がった。ふゆうでじしんを無効にできるため対面の優位は変わらないが、がんせきふうじ(いわ×2弱点)への対応を考えると、いわを持つガブリアス個体をくさむすびで仕留めるルートが価値を持つ。

各技の役割と効果(M-3採用率)

技名 タイプ 威力 採用率 備考
かえんほうしゃ ほのお 90 81.4% 一致ほのお技の主軸。はがね・くさ・むし・こおりに刺さる
サイコキネシス エスパー 90 52.5% とくぼうで計算する一致エスパー技。サイコショックと選択
わるだくみ あく 51.4% C2段階アップ。積みエースの核。1積みで全抜き圏が大幅拡大
サイコショック エスパー 80 44.8% ダメージをぼうぎょで計算する一致エスパー技。特殊受けに通る
マジカルシャイン フェアリー 80 42.1% サザンドラ(あく/ドラゴン)に×4。M-3でサザン対策として採用が増加
みがわり ノーマル 30.2% 状態異常・先制技を透かしながらわるだくみの起点を作る
くさむすび くさ 可変 17.1% ガブリアス・カバルドンへの打点。体重で威力が変わる
アンコール ノーマル 24.8% 相手の技を固定。積み技や変化技を縛り、わるだくみの起点を作る
マジカルフレイム ほのお 75 14.6% 相手のCを1段階下げるほのお技。特殊アタッカーへの対応に
おにび ほのお 11.6% 物理アタッカーをやけど状態にしてAを実質半減

タイプ相性分析:サザングロス構築を中心に

メガマフォクシーがサザングロスに強い理由

サザングロスとは、M-3でともに急上昇したサザンドラ(13位)とメガメタグロス(4位、メタグロスナイト97.4%)を軸とする構築です。この組み合わせへの対処がM-3の構築課題となる中、メガマフォクシーは両方に先手から有効打を持てる点が注目されています。

相手 タイプ マフォクシーの主力技 倍率 先手
サザンドラ(13位) あく ドラゴン マジカルシャイン(フェアリー) ×4 ○(S204>S165)
メガメタグロス(4位) はがね エスパー かえんほうしゃ(ほのお) ×2 ○(S204>S178)

考慮すべき点:

  • サザンドラのあくのはどう(採用率98.4%)がマフォクシーに×2で返ってくるが、S204の先手でマジカルシャインを打てる。ただしマジカルシャイン採用率は42.1%のため、未採用個体では打点が等倍(かえんほうしゃ:ほのおはあく×1×ドラゴン×0.5で×0.5)に落ちる。サザンドラ対策を前提とするならマジカルシャインの採用が必要。
  • メタグロスのバレットパンチ(先制技・87.5%)ははがね技でマフォクシーに×0.5半減、サイコファング(91.1%)はエスパーでマフォクシーに×0.5半減と、先制技を含めてダメージを受けにくい点がサザンドラ対面と異なる有利な条件。
  • 「サザンドラもメタグロスも両方先手から弱点技を叩き込める高速特殊アタッカー」は少なく、この枠としてのマフォクシーの独自価値がM-3評価上昇を支えている。

受けやすい・苦手なポケモン

ポケモン(M-3順位) 相性 理由
ハッサム(33位) ◎ 超有利 かえんほうしゃが×4(むし×はがね)。先手から確定1発圏。バレットパンチ(先制・はがね)はマフォクシーに×0.5半減
メガメタグロス(4位) ○ 有利 かえんほうしゃ×2(はがね×エスパー)。S204>S178(ようきS32)で先手。バレットパンチ・サイコファングともに×0.5半減
アーマーガア(11位) ○ 有利 かえんほうしゃ×2(ひこう×はがね)。S204>S87(無補正S0)で先手
サザンドラ(13位) △ 条件付き マジカルシャイン採用時は×4で先手から1発圏。未採用時はかえんほうしゃが×0.5止まりで打点不足、あくのはどう×2で返ってくる
マスカーニャ(3位) △ 条件付き かえんほうしゃ×2(くさ×あく)。S204>S192(おくびょうS32)で先手を取れる。ただしはたきおとす(あく×2弱点)もある
アシレーヌ(14位) × 苦手 うたかたのアリア(みず×2弱点)、アクアジェット先制(みず×2)。かえんほうしゃは×0.5半減。マジカルシャインもアシレーヌに×1等倍
ドドゲザン(28位) × 苦手 ふいうち(あく先制×2弱点)。サイコショック・サイコキネシスはあく無効。かえんほうしゃは×2で通るが先制技で先を取られる
ギャラドス(15位) × 苦手 たきのぼり(みず×2弱点)。高耐久でかえんほうしゃ・エスパー技を耐えて攻め返す

苦手相手への対策:

  • アシレーヌ:みず技を半減するブリジュラス等のはがね枠を同伴し、後出しして処理する。マフォクシー単体では受けられない。
  • ドドゲザン:かえんほうしゃが×2で通るため、みがわりで先制ふいうちを透かしてから押すルートが有効。かくとう枠を後続に置く構成も機能する。
  • ギャラドス:でんき・いわ技を持つポケモンを同伴して合わせる。マフォクシー単体では受けられない。

環境での立ち回り

積みエース軸:ガブリアス・メタグロス等の変化技・積み技に対し、アンコールで縛るかみがわりを置いてからわるだくみを積む。積んだ後はかえんほうしゃ・サイコショック・マジカルシャインの3択から最も刺さる技を選んで削る。C211から1積みで実質C422相当になるため、多くの相手が1発圏に入る。

サザングロス対策軸:サザンドラが見えたターンにマジカルシャイン(×4)、メタグロスが見えたターンにかえんほうしゃ(×2)を先手で打ち込む。両者に先手で弱点打点が届くため、選出段階でどちらが出てきても対応できる。ただしサザンドラへはマジカルシャイン採用が前提。

弱点回避:みず・あく・いわ技を持つ相手(ドドゲザン・アシレーヌ・ギャラドス等)が対面に出てきたターンは引いて後続で処理する。先制技(アクアジェット・ふいうち)をみがわりで透かす選択肢も有効。


同居率からみるパーティ構成

同居率上位(M-3 7/1時点):ガブリアス・ミミッキュ・マスカーニャ・アローラキュウコン・ブリジュラス・メタグロス・カバルドン・アシレーヌ・ギャラドス・アーマーガア

ガブリアス
ガブリアス
同居率1位
じめん/ドラゴン。いわ技持ちへの地面打点。マフォクシーのいわ弱点を別軸で対処
ミミッキュ
ミミッキュ
同居率2位
ゴースト/フェアリー。バケのかわでみず・あく先制技を1発透かす
マスカーニャ
マスカーニャ
同居率3位
くさ/あく。ふいうちでマフォクシーが苦手なあく先制使いへの対抗手段を持つ
ブリジュラス
ブリジュラス
同居率5位
はがね/ドラゴン。みず技を半減してアシレーヌ等を受ける
カバルドン
カバルドン
同居率7位
じめん。ステルスロック+あくびでサポート、わるだくみを積む起点を作る
アシレーヌ
アシレーヌ
同居率8位
みず/フェアリー。はがね・ほのお枠に対するみず打点を確保

パーティ構成方針:

  1. みず対策:ブリジュラス等のはがね枠で、アシレーヌ・ギャラドスのみず技を受ける
  2. あく・先制技対策:ミミッキュのバケのかわ、またはドドゲザンのはがね/あく耐性でふいうちを透かす
  3. 積みターン確保:カバルドンのあくびまたはアンコールで相手の行動を縛り、わるだくみを安全に通す

M-2→M-3変化まとめ

指標 M-2 M-3(7/1〜7/2時点)
使用率 25位 17位(開幕42位から上昇)
マフォクシナイト 96.5% 98.7%
わるだくみ 39.6% 51.4%(+11.8pt)
アンコール 43.1% 24.8%(-18.3pt)
おにび 24.1% 11.6%(-12.5pt)
くさむすび 17.1%(新規)
性格おくびょう 87.0% 87.8%

総評

M-3でのメガマフォクシー急上昇(42位→17位)は、環境に増えたサザンドラとメタグロスへの優位性が主因です。S204の先手からマジカルシャイン(サザンドラへ×4)・かえんほうしゃ(メタグロスへ×2)を使い分けられるポケモンは少なく、この点でM-3メタへの適応度が高い。マジカルシャインの採用急増(+9.5pt)はサザンドラ増加への直接的な対応を示している。

技採用の変化もM-3の環境対応を明確に示している。わるだくみ(+11.8pt)・みがわり(+9.6pt)が同時増加し「みがわりで積む起点を確保」する方向に進化する一方、アンコール(-18.3pt)・おにび(-12.5pt)という補助技が大幅に削られた。「積みエースとしての純化」が進んでいる。

弱点(みず・あく・いわ・ゴースト)の4タイプへの脆さは変わらず、アシレーヌ・ドドゲザン・ギャラドス等には依然として後続に頼る必要がある。ブリジュラス・カバルドン等との同居率が高いのはこれらを補完するためと見られる。


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