メガマフォクシー考察 M-2 使用率25位 わるだくみ型の採用率と立ち回り
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メガマフォクシー考察 M-2 使用率25位 わるだくみ型の採用率と立ち回り


メガマフォクシー

メガマフォクシー

ほのお エスパー
使用率: 25位 メガ石採用率: マフォクシナイト 96.5%

⚠️ 本記事のデータはM-2シーズン(2026/05/30)時点の集計です

シーズンM-2(2026/5/13〜6/17)のシングルバトルで、マフォクシーは使用率25位にランクイン。そのうち96.5%がマフォクシナイトを採用しており、ほぼメガマフォクシーを前提とした運用になっています。

メガ進化でとくこう種族値が114→159、すばやさが104→134に跳ね上がり、特性はふゆうへ変化します。おくびょう87.0%・CS振りを主流に、わるだくみ(採用率39.6%)で一気に火力を引き上げて全抜きを狙う高速特殊エースです。


なぜメガマフォクシーが使われるのか

1. S134で環境上位の大半を上から叩ける

メガ進化後のすばやさ種族値は134。おくびょう+すばやさ最大振り(S32)で、使用率上位を占める高速アタッカーの多くに先手を取れます。

  • マスカーニャ(S123・使用率3位)
  • メガスターミー(S120・20位)
  • ガブリアス(S102・1位)
  • リザードン(S100・5位)

このSラインの相手に対し、とくこう159の高火力を上から押し付けられるのが、低耐久(HP75・B72)を抱えながらアタッカーとして成立する理由です。

ただしTOP30内でも、メガ進化後に134を上回るメガミミロップ(メガ後S135・メガ石採用率96.9%)・メガゲッコウガ(メガ後S142・メガ石採用率40.8%)には先手を取られます。特にメガゲッコウガはみず/あくで、あくのはどう(採用率75.9%)・なみのり(44.4%)がこちらのみず・あく弱点を上から突くため、先手を前提にできる相手ではありません。

2. ふゆうでじめん技を無効化

メガ進化で特性がふゆうになり、環境最多のガブリアス(使用率1位)が99.2%で採用するじしんを無効化します。素のマフォクシーであればじめんは×2弱点ですが、メガ後はこれが無効に変わるため、じめん技に居座って隙を作らせない動きが可能です。

3. わるだくみ+とくこう159で全抜きを狙える

わるだくみ(採用率39.6%)はとくこうを2段階引き上げる積み技です。元のとくこう159から1積みで実質2倍となり、かえんほうしゃ(採用率65.5%)・サイコショック(50.4%)の特殊2貫で半数以上の相手を1発圏に押し込みます。S134で先手を取りながら積めるため、後続を上から薙ぎ倒す詰め筋を作れます。


基本スペック

種族値(メガ後)

HP
75
こうげき
69
ぼうぎょ
72
とくこう
159
とくぼう
125
すばやさ
134
合計
634

とくこう159・すばやさ134・とくぼう125に種族値が集中する一方、HP75・B72と物理方向の耐久は低く、A69のためメガ後も実質特殊一本のアタッカーです。先手から特殊技で押すか、わるだくみで上昇させてから抜く立ち回りが基本になります。

メガ前→メガ後ステータス変化

ステータス メガ前 メガ後 変化
HP 75 75 変化なし
こうげき 69 69 変化なし
ぼうぎょ 72 72 変化なし
とくこう 114 159 +45
とくぼう 100 125 +25
すばやさ 104 134 +30

特性ももうか(メガ前92.6%)→ふゆうへ変わり、じめん技を無効化します。

タイプ・弱点

タイプ: ほのお エスパー
弱点(2倍) 耐性(0.5倍) 無効(ふゆう含む)
みずみず ゴーストゴースト あくあく いわいわ
ほのおほのお エスパーエスパー くさくさ こおりこおり かくとうかくとう はがねはがね フェアリーフェアリー
じめんじめん

弱点はみず・ゴースト・あく・いわの4タイプで、いずれも×2で通ります。素のマフォクシーで×2だったじめんが、ふゆうにより無効化される点が防御面の最大の変化です。一方で、環境のあく・みずタイプ(ドドゲザン・サザンドラ・アシレーヌ・イダイトウ等)は弱点を突く一致技を主力に採用しており、タイプ耐性側に頼った受けは効きません(後述の「苦手なポケモン」で扱います)。


主要な技と採用率

技名 タイプ 威力 採用率 備考
かえんほうしゃ ほのお 90 65.5% 一致ほのお技の主軸。はがね・くさ・むし・こおりに刺さる
サイコショック エスパー 80 50.4% ダメージをぼうぎょで計算する一致エスパー技。特殊受けに通る
アンコール ノーマル 43.1% 相手の技を固定。積み技や変化技を縛り、わるだくみの起点を作る
わるだくみ あく 39.6% C2段階アップ。積みエースの核。1積みで全抜き圏が大幅拡大
サイコキネシス エスパー 90 38.3% とくぼうで計算する一致エスパー技。サイコショックと選択
マジカルシャイン フェアリー 80 32.6% フェアリー技。あく・ドラゴンへの打点。サザンドラに刺さる
マジカルフレイム ほのお 75 29.2% 相手のCを1段階下げるほのお技。特殊アタッカーへの後出し対応に
おにび ほのお 24.1% 物理アタッカーをやけど状態にしてAを実質半減
みがわり ノーマル 20.6% 状態異常・先制技を透かしながらわるだくみの起点を作る
ねがいごと ノーマル 11.0% 次ターンに最大HPの半分を回復。低耐久を補う回復手段

主要型の解説

性格は**おくびょう87.0%**に集中し、EVもCS振り(C32 S32)が上位を占めるため、型はおくびょうCS特殊エースに統一されています。違いは補助技の選び方に表れます。

型1: わるだくみ積みエース型

メガマフォクシー わるだくみCSおくびょう型
特性: もうか(92.6%)
性格: おくびょう(S↑ A↓)
EV: C32 S32(CS振り。余りはHに振り18.2%が最多)
持ち物: マフォクシナイト
技構成:
・わるだくみ
・かえんほうしゃ
・サイコショック / サイコキネシス
・マジカルシャイン / みがわり

強み:

S134で先手を取りながらわるだくみを積めるのが核です。1積みでとくこう159が実質2倍になり、かえんほうしゃ・サイコショックの一致2貫で半数以上の相手を上から1発圏に押し込めます。フェアリーのマジカルシャインを足せば、あく・ドラゴン複合(サザンドラ等)にも積み後の打点を確保できます。

弱み:

積みの1ターンが必要なため、その隙に弱点(みず・あく・いわ)の一致技で割られると一気に崩れます。HP75・B72と耐久が薄く、先制技(アクアジェット・ふいうち等)を弱点でもらうと積む前に削り切られる点も、積みエース型に固有のリスクです。


型2: アンコール起点・対面操作型

メガマフォクシー アンコール対面型
特性: もうか(92.6%)
性格: おくびょう(S↑ A↓)
EV: C32 S32(CS振り)
持ち物: マフォクシナイト
技構成:
・アンコール
・かえんほうしゃ
・サイコショック
・わるだくみ / おにび

強み:

採用率43.1%のアンコールでS134から先手を取り、相手の積み技・変化技を縛れます。相手がわるだくみ・つるぎのまい・ステルスロック等を選んだターンに重ねれば、行動を固定して引かせ、その隙にこちら側がわるだくみを積む起点を作れます。積みエース型が「自分から積む」のに対し、こちらは「相手の隙をこじ開けてから積む」分、低耐久でも安全に積みターンを通しやすいのが対比点です。

弱み:

アンコールは相手が攻撃技を選んでいる対面では縛る価値が薄く、純粋な火力枠を1つ削る形になります。攻撃技がかえんほうしゃ・サイコショックの2枠に絞られるため、サイコ技をあくで無効化しつつふいうちの×2先制で削ってくるドドゲザン等への対応が、わるだくみ枠を残せる積みエース型より細くなります。


環境ポケモンへの相性分析

有利・五分の主要ポケモン

使用率上位(TOP30)のうち、メガマフォクシーと相性がはっきり出るポケモンを有利・不利の両面から挙げます。S134で多くの相手に先手を取れる一方、HP75・B72と耐久は低く、弱点(みず・ゴースト・あく・いわ)の一致技や先制技を持つ相手には脆い点に注意してください。

ポケモン(環境順位) 相性 理由
ハッサム(14位) ◎ 超有利 かえんほうしゃが×4(むし2×はがね2)。S134>65で先手、確定1発圏。バレットパンチ(採用率99.7%)の先制もはがね技でこちらに×0.5半減と、撃ち合いで一方的に優位
ブリジュラス(2位) △ 五分 S134>85で先手。かえんほうしゃは等倍(はがね2×ドラゴン0.5)止まりで確1にならず、ラスターカノン(採用率55.7%)は×0.5半減で受かるが、10まんボルト(66.9%)が等倍でC125から飛ぶため、こちらも低耐久で撃ち合いになる
アーマーガア(6位) ○ 有利 かえんほうしゃが×2(はがね2×ひこう1)。S134>67で先手。相手の物理打点はB72に通るが、わるだくみ+先手で押し切りやすい
マスカーニャ(3位) △ 五分 かえんほうしゃが×2(くさ2×あく1)でS134>123の先手から1発圏。ただし主力のあく技はたきおとす(57.6%)が×2弱点で、低耐久同士の撃ち合いは先手を取れるかが分かれ目
ガブリアス(1位) △ 五分〜やや有利 S134>102で先手、じしん(採用率99.2%)はふゆうで無効。ただしかえんほうしゃは×0.5(ドラゴン)、サイコショックは等倍で確1にならず、がんせきふうじ(40.0%)・いわなだれ(23.1%)のいわ技を持つ個体には×2弱点で割られる

苦手なポケモンと対策

弱点(みず・ゴースト・あく・いわ)の一致技を持つ相手、または攻撃2貫(ほのお・エスパー)を半減〜無効化しつつ弱点先制技で殴れる相手を、使用率TOP30から挙げます。

ポケモン 苦手理由 対策
ドドゲザン(24位) サイコショック・サイコキネシスはあくに無効。かえんほうしゃは×2(はがね2×あく1)で通るものの、ふいうち(採用率99.0%)の×2先制がHP75・B72を上から削るため、対面では先制で詰められる。ドゲザン(96.4%)の×2を後出しで受けるのも難しい かえんほうしゃが×2で入るため、みがわりで先制ふいうちを透かしてから一致ほのおで押すルートが有効。確実に処理するなら、ドゲザン・ふいうちのあく技を半減するかくとう枠、またはじしんで弱点を突けるガブリアスを後続に置く
アシレーヌ(4位) うたかたのアリア(採用率79.2%)が×2弱点。アクアジェット(66.6%)の先制も弱点で、低耐久を上から削られる。こちらのかえんほうしゃはみず×0.5で半減 マジカルシャインもフェアリーに×0.5(みず1×フェアリー0.5)で通らない。みず技を半減するブリジュラス等のはがね枠を同伴し、後出しして弱点を突いて処理する
イダイトウ(オス)(8位) みず・ゴーストの両方が×2弱点で、ウェーブタックル(96.5%)・アクアジェット(91.1%)・おはかまいり(99.9%)のどれを撃たれても弱点。アクアジェット先制で積む前に削られる あく/はがねのドドゲザン等を同伴し、おはかまいり等のゴースト技を半減して受けつつ後続から処理する。先制アクアジェットを透かすため、対面残しならみがわりを置いてから動く
サザンドラ(21位) あくのはどう(採用率98.5%)が×2弱点。サイコショック・サイコキネシスはあくに無効、かえんほうしゃも×0.5(あく1×ドラゴン0.5)止まりで決定打に欠ける マジカルシャイン採用個体ならフェアリーが×4(あく2×ドラゴン2)で上から1発圏に入れられる(S134>98)。非採用ならフェアリー・かくとう枠を同伴して処理する
ギャラドス(12位) たきのぼり(採用率85.9%)が×2弱点。高HP・高Bでかえんほうしゃ・サイコショックを耐え、りゅうのまいを積みながら弱点のみず技で返してくる でんき・いわ技を持つポケモン(弱点×2)を同伴して合わせる。マフォクシー単体では受からない

パーティ構成

相性の良いポケモン

同居率TOP10のうち、メガマフォクシーの弱点(みず・あく・いわ・ゴースト)を補完できる枠を中心に紹介します。

ドドゲザン
ドドゲザン
同居率1位
あく/はがねでマフォクシーの弱点ゴースト・あくを半減。ふいうちでみず・先制勢を縛る
ソウブレイズ
ソウブレイズ
同居率2位
ほのお/ゴーストでかくとう無効・ほのお半減。物理エースとして特殊偏重の構成に物理打点を足す
ガブリアス
ガブリアス
同居率3位
いわ技に弱いマフォクシーを補い、じしん・いわなだれで高速地面・いわ打点を担う
ブリジュラス
ブリジュラス
同居率4位
はがね/ドラゴンでみず技を半減し、アシレーヌ等の弱点みず枠を受ける
ギャラドス
ギャラドス
同居率10位
いかくで物理アタッカーを弱め、たきのぼり等のみず打点でいわタイプに弱点を突いて返す

パーティ構成の基本方針:

メガマフォクシーは耐久が低く弱点も4タイプと多いため、残り5体で以下の役割を補います。

  1. みず対策: ブリジュラス等のはがね枠で、アシレーヌ・イダイトウの弱点みず技を受ける
  2. あく・ゴースト対策: あく/はがねのドドゲザンで、ふいうち・ゴースト技をいずれも半減して受ける
  3. いわ対策: いわ技を受けられる、または弱点で返せる枠で、がんせきふうじ持ちに合わせる
  4. 積み起点づくり: アンコール・みがわりで先制勢を透かし、わるだくみを安全に通すターンを作る

データ分析①:補助技の採用率が示す「積みエース」への一本化

メガマフォクシーの技構成を採用率順に並べると、攻撃技より補助・補正技の比率が高いことが分かります。

役割採用率
かえんほうしゃ一致攻撃65.5%
サイコショック一致攻撃50.4%
アンコール行動固定(補助)43.1%
わるだくみC+2(補正)39.6%
マジカルフレイムC-1付与(補助攻撃)29.2%
おにびやけど(補助)24.1%
みがわり起点づくり(補助)20.6%

攻撃技はほのお・エスパーの一致2貫にほぼ集約され、3枠目以降はアンコール・わるだくみ・みがわりという「相手を縛って積みを通す」補助技が占めます。とくこう159という単発火力がありながら、対面処理よりもS134で先手を取って積み、全抜きする設計に寄っているのが採用率から読み取れます。

逆に言えば、攻撃範囲がほのお・エスパーの2タイプに固定されやすく、エスパーをあくで無効化しつつふいうちの×2先制で上から削ってくるあくタイプ(ドドゲザン・サザンドラ等)には、かえんほうしゃが通っても撃ち合いで後手に回ります。フェアリー枠のマジカルシャイン(32.6%)はサザンドラを×4で縛れる技ですが採用は3割程度に留まり、あく複合が重い構成では同居率上位のドドゲザン・ソウブレイズといった別の処理ルートに頼るのが主流と言えます。


まとめ:型別比較

指標 主な技 強み 弱み
わるだくみ積みエース型 わるだくみ 39.6% わるだくみ・かえんほうしゃ・サイコショック・マジカルシャイン 先手で積んで全抜き。積み後の単発火力が最大 積みの1ターンを弱点技・先制技で割られると崩れる
アンコール対面型 アンコール 43.1% アンコール・かえんほうしゃ・サイコショック・わるだくみ 相手の変化技を縛り、安全に積みターンを作れる 攻撃技2枠に絞られ、両半減の相手への打点が薄い

総評:

メガマフォクシーはとくこう159・すばやさ134と、特性ふゆうによるじめん無効を併せ持つ高速特殊エースです。S134でマスカーニャ・メガスターミー・ガブリアスといった環境上位を上から叩け、わるだくみ1積みで全抜き圏に届く瞬発力が魅力です。

一方でHP75・B72と耐久が低く、みず・あく・いわ・ゴーストの弱点が多いため、アシレーヌ・イダイトウ・ドドゲザンといった弱点一致技や先制技を持つ相手には脆さが出ます。攻撃範囲がほのお・エスパーの2貫に寄りやすい点も含め、使用率25位という位置はこの「火力と脆さの両面」を反映していると言えます。アンコール・みがわりで隙を作り、わるだくみを安全に通せるかが運用のポイントです。


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