メガミミロップ考察 M-2 S135高速+ねこだまし 型別採用率と立ち回り
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メガミミロップ考察 M-2 S135高速+ねこだまし 型別採用率と立ち回り


メガミミロップ

ミミロップ(メガ進化)

ノーマル かくとう
使用率 13位 / メガ石採用率(ミミロップナイト)96.9%

⚠️ 本記事のデータは2026/05/30時点の集計です

シーズンM-2(2026/5/13〜6/17)のシングルバトルで、ミミロップは使用率13位を記録しています。メガ石採用率96.9%という数字が示すとおり、ミミロップを使うならほぼ全員がメガ進化を選択しています。

その理由は明快です——S135という使用率TOP50内トップクラスの素早さきもったまによるゴーストへの攻撃貫通ねこだましによる先制妨害の3つが高水準で組み合わさったデザインを持っているからです。


なぜ今メガミミロップが強いのか

理由1: S135は環境トップクラス——先手を取り続ける速さ

メガ進化後のすばやさ135は、使用率TOP50内でメガゲッコウガに次ぐ2番目の速さです。以下は使用率TOP50内のS種族値ランキング(速い順・上位抜粋)です。

すばやさ順位(TOP50内) ポケモン(使用率) S種族値 ミミロップとの関係
1位 メガゲッコウガ(28位) 142 ↑ 上回られる
2位 メガミミロップ(13位) 135 — 基準
3位 メガマフォクシー(25位) 134 ↓ 上回る(差+1)
4位 メガゲンガー(10位) 130 ↓ 上回る
5位 マスカーニャ(3位) 123 ↓ 上回る
6位 ゲッコウガ(素・28位) 122 ↓ 上回る
8位 メガスターミー(20位) 120 ↓ 上回る
9位 ウルガモス(18位) 119 ↓ 上回る
10位 メガルカリオ(9位) 112 ↓ 上回る
ガブリアス(1位) 102 ↓ 上回る
スカーフガブリアス(1位) 102(S実数値253) ↑ 上回られる

※ TOP50外でより速いポケモン:メガプテラ・メガフーディン(S=150)、メガスピアー(S=145)、ドラパルト(S=142)、メガライボルト(S=135・同速)

ようきメガミミロップのS実数値は205です。スカーフなしの環境上位ではメガゲッコウガ(S実数値213)にのみ先手を取られ、それ以外のポケモンには先手を取れます。スカーフ持ちではガブリアス(こだわりスカーフ込みでS実数値253)にも上から動かれます。ガブリアスへの打点としてトリプルアクセル(こおり技)が採用されています(後述)。

理由2: きもったま——ノーマル・かくとう技の等倍範囲が環境トップクラス

ノーマル・かくとう技はもともと等倍範囲が広く、弱点を突けるタイプも多いのが強みです。ただしひこう・フェアリーなど半減タイプも存在し、ゴーストタイプには完全に無効化されていました。きもったまはこの無効を解消し、ノーマル・かくとう技両方をゴーストタイプに通せるようにします。

かくとう技の全18タイプに対する相性を整理すると:

倍率 タイプ
×2(弱点) ノーマル・いわ・はがね・こおり・あく (5タイプ)
×1(等倍) かくとう・じめん・ほのお・みず・くさ・でんき・ドラゴン・ゴースト* (8タイプ)
×0.5(半減) ひこう・どく・むし・エスパー・フェアリー (5タイプ)
×0(無効) ゴーストきもったまで等倍に (0タイプ)

* きもったまにより、かくとう技を「無効」にできるタイプが存在しない状態になります。

きもったまによって相性が変わるのは、使用率TOP50内のゴースト複合ポケモン6体です。

使用率 ポケモン きもったまなし きもったまあり
8位イダイトウ(オス)無効等倍 ↑
10位ゲンガー無効半減 ↑
11位ギルガルド無効弱点×2 ↑
19位ミミッキュ無効半減 ↑
26位ソウブレイズ無効等倍 ↑
29位ラウドボーン無効等倍 ↑

きもったまなしではTOP50内の6体にノーマル・かくとう技が完全に無効化されます。きもったまがあればすべてにダメージを与えられ、特にギルガルド(11位)は無効→弱点×2という大きな恩恵があります。

理由3: 多彩な先制・妨害技が生む柔軟な立ち回り

メガミミロップは単純な高速アタッカーではなく、サポートとしても機能できるのが大きな強みです。

  • ねこだまし(先制技・優先度+3で相手を1ターン怯ませる):63.1%の採用率。優先度が高いため相手のSに関わらず確実に先手をとれ、相手の行動を1ターン封じることで次のターンの技選択を有利に進められる
  • マッハパンチ(先制かくとう技・優先度+1):36.8%採用。つるぎのまいで積んだ後にスカーフ持ちへ打ち込む場面でも活躍
  • とんぼがえり(20.6%):S実数値205で先手をとって攻撃しつつ自分が交代できるため、相手の反撃を受ける前に後続へ安全に繋げられる対面操作技

基本スペック

種族値(メガ後)

HP
65
こうげき
136
ぼうぎょ
94
とくこう
54
とくぼう
96
すばやさ
135
合計
580

S135が最大の個性です。攻撃136も非常に高く、メガ進化前(76)から60も上昇するため、メガ進化ターン以降はアタッカーとしても機能します。HP65・ぼうぎょ94・とくぼう96は決して高くはなく、被ダメージは大きめなため、先手をとって攻め続けるスタイルが前提になります。

タイプ・弱点(メガ後)

タイプ: ノーマル かくとう
弱点(2倍) 無効 耐性(½)
かくとう かくとう ひこう ひこう エスパー エスパー フェアリー フェアリー
ゴースト ゴースト
いわ いわ むし むし あく あく

弱点は4タイプと多め。HP実数値172(HP65)と耐久面は低く、弱点技は一撃で倒されることも多い。特にフェアリーはM-2環境に多く(アシレーヌが4位、フラエッテ永遠が17位、ミミッキュ19位とフェアリータイプが上位に集中)、これらのポケモンとの対面は基本的に不利です。


主要型の解説

型① ようき AS最速先制型(メイン構成・69.9%)

M-2環境で最も採用率が高い形です。

メガミミロップ
ようき AS最速先制型
性格採用率 69.9%
項目 内容
特性 じゅうなん(74.3%)※メガ後きもったま
性格 ようき(すばやさ↑ とくこう↓)
EV A32 S32(残りH・B)
持ち物 ミミロップナイト
技構成例① ねこだまし / インファイト / トリプルアクセル / とんぼがえり
技構成例② ねこだまし / インファイト / マッハパンチ / つるぎのまい

強み:

  • ようき補正でS実数値205に達し、いじっぱり型(S実数値187)では先手を取れないようきマスカーニャ(S実数値192・使用率3位)やおくびょうメガマフォクシー(S実数値204・25位)にも先手を取れる
  • これらS190台の環境上位に上から動ける速度が、いじっぱり型との最大の違い

弱み:

  • いじっぱり型と比べA実数値が約10%低く(A188 対 A206)、同じ相手でも確定数が1発分遅れるケースがある

立ち回りのポイント: 対戦序盤は先発でねこだまし→後続へのつなぎ、または中盤に疲弊した相手へのインファイトで確定1発圏に持ち込む使い方が一般的です。とんぼがえりを採用した場合は、S実数値205で先手をとってとんぼがえり→相手の反撃前に後続へ引けるため、パーティ全体のサイクル回転率が高まります。


型② いじっぱり 火力特化型(28.4%)

メガミミロップ
いじっぱり 火力特化型
性格採用率 28.4%
項目 内容
特性 じゅうなん(74.3%)※メガ後きもったま
性格 いじっぱり(こうげき↑ とくこう↓)
EV A32 S32(残りH・B)
持ち物 ミミロップナイト
技構成例 インファイト / とびひざげり / マッハパンチ / つるぎのまい(またはねこだまし)

強み:

  • A実数値206で、ようき型(A実数値188)では2発必要な相手を1発で倒せるケースが生まれる(約10%の火力差)
  • つるぎのまい後はその火力差がさらに広がり、積んだ後のマッハパンチでの先制圏内の処理範囲が型①より広い

弱み:

  • S実数値がようき型(205)より低い187にとどまるため、ようきマスカーニャ(S実数値192)やおくびょうメガマフォクシー(S実数値204)に先手を取られる

主要な技と採用率

技名 採用率 タイプ 威力 解説
ねこだまし 63.1% ノーマル 40 先制技(優先度+3)・相手を1ターン怯ませる。優先度が高いため相手のSに関わらず確実に先手をとれる
インファイト 61.1% かくとう 120 威力120の安定命中かくとう技。使用後ぼうぎょ・とくぼうが各1段階下がるデメリットあり。きもったまでゴーストにも有効
トリプルアクセル 45.1% こおり 20×3 3回連続で当たるこおり技。スカーフガブリアスへの対抗手段として採用。命中率90%(3発全部で約73%)
とびひざげり 33.5% かくとう 130 威力130の高火力かくとう技。命中90%・外れると自分がダメージを受けるリスクあり。インファイトとの差別化ポイントはデメリット内容
マッハパンチ 36.8% かくとう 40 先制かくとう技(優先度+1)。きもったまでゴーストにも有効。つるぎのまい後のフィニッシュ手段
つるぎのまい 35.4% ノーマル こうげき2段階アップ。ようきA実数値188が2段階上昇で実質2倍となり、多くのポケモンを確定1発圏に
メガトンキック 26.0% ノーマル 120 ノーマル一致の高火力技。かくとう技を半減するひこう・どく・むし・エスパー・フェアリータイプへ等倍で通る
とんぼがえり 20.6% むし 70 攻撃後に自分が交代できる。S実数値205で先手をとって攻撃しつつ有利な後続に繋げるサイクル技
れいとうパンチ 18.3% こおり 75 安定命中のこおり技。ガブリアス(ドラゴン/じめん・使用率1位)、カイリュー(ドラゴン/ひこう・16位)にこおり×4で刺さる
ギガインパクト 12.0% ノーマル 150 威力150の大技だが使用後1ターン反動で動けない。つるぎのまいとの組み合わせで確定1発フィニッシャーとして採用

技の選択方針

必須枠(2〜3枠): ねこだまし+インファイト(またはとびひざげり)は多くの構成で採用されます。

選択枠(1〜2枠): 以下の中からパーティの役割に応じて選択します。

  • スカーフガブリアス対策: トリプルアクセル(45.1%)
  • 先制フィニッシュ: マッハパンチ(36.8%)
  • 積み型: つるぎのまい(35.4%)
  • 後続つなぎ: とんぼがえり(20.6%)
  • かくとう耐性対策: メガトンキック(26.0%)またはれいとうパンチ(18.3%)

パーティ構成

苦手なポケモン

ポケモン 使用率 苦手な理由 対策手段
フラエッテ(永遠) 17位 ムーンフォース(採用率87.0%)がノーマル/かくとうの弱点を×2で突く。こちらのかくとう・ノーマル技は等倍止まりで、めいそうで積まれると突破が困難 先手のインファイト(等倍)で積む前に削り、後続のはがねタイプで受ける
スカーフガブリアス 1位 こだわりスカーフ込みS実数値253でメガミミロップ(S実数値205)を上回り、こちらが先手を取れない数少ない相手 トリプルアクセル(こおり技3連打)が対抗手段
アーマーガア 6位 はがね/ひこう複合でかくとうが等倍止まり(はがね×2×ひこう×0.5)。高い物理耐久とてっぺき・はねやすめで居座られ、決め手に欠ける つるぎのまいで積んでインファイトの等倍を押し込むか、はがね・でんき・ほのおの後続に任せる
アシレーヌ 4位 みず/フェアリー複合。かくとう技を半減し弱点を突けないうえ、高い耐久でこちらの攻撃を受けつつフェアリー技でこちらの弱点を突ける 有効打が乏しく対面は不利。受け出しを許さない立ち回りが必要

相性の良いパーティパートナー

アーマーガア
アーマーガア
フェアリー半減(同居率5位)
ハッサム
ハッサム
フェアリー半減(同居率2位)
ガブリアス
ガブリアス
高火力補完(同居率3位)
ギャラドス
ギャラドス
高耐久・対面操作(同居率1位)

パーティ構成のポイント:

  1. フェアリー対策枠が重要:アシレーヌ・フラエッテ(永遠)などミミロップの弱点を突くフェアリータイプに対し、フェアリーを半減するはがねタイプ(アーマーガア=ひこう/はがね、ハッサム=むし/はがね)で受けられる構成が望ましい
  2. ねこだまし活用の後続:ねこだましで相手の行動を1ターン封じた後、こちらは自由に技を選択できる。とんぼがえりで後続に繋ぐか、インファイトで攻めるかをその場で判断できるのがメガミミロップの強み

データ分析①:トリプルアクセル45.1%が示すスカーフガブリアス意識

メガミミロップの技で注目すべきは、攻撃技ではないトリプルアクセル(こおり)が**採用率45.1%**と、一致技のインファイト(61.1%)に次ぐ高さで採用されている点です。ミミロップにとってこおりはタイプ不一致で、本来なら火力面で一致技に劣ります。それでも半数近くが採用するのは、使用率1位のガブリアス(こだわりスカーフ込みでS実数値253)が、ミミロップが先手を取れない数少ない相手だからです。

トリプルアクセルはこおり×4でガブリアスを急所抜きでも高確率で落とせるため、「上から殴れない最大の天敵をこおり技で先に処理する」という構築意図が採用率に表れています。一致技のメガトンキック(26.0%)・れいとうパンチ(18.3%)より優先される事実が、この型がアタッカーというより環境上位への回答として組まれていることを示します。

まとめ:型比較

性格 EV 主な技 採用率目安 得意場面
最速先制型 ようき AS ねこだまし / インファイト / トリプルアクセル / とんぼがえり 69.9%(性格採用率) 先発でサポート・スカーフガブリアス対策
火力特化型 いじっぱり AS インファイト / とびひざげり / マッハパンチ / つるぎのまい 28.4% 積み後のワンパン狙い・先制技フィニッシュ

メガミミロップはM-2環境において、S135高速きもったまによるゴースト貫通ねこだましによる先制サポートという3つの要素を組み合わせた立ち回りが強みです。ようき最速型が主流(69.9%)というデータが示すように、現環境では純粋な速度を活かしたサポート型運用が最も評価されています。

弱点の多さ(かくとう・ひこう・エスパー・フェアリー)と耐久の低さは無視できませんが、「先手をとり続けること」を前提とした立ち回りで、パーティの要として機能できます。特に環境上位に多いフェアリータイプ(アシレーヌ・フラエッテ永遠など)への対策枠を用意したうえで、メガ枠に採用する価値は十分にあります。

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