ホルード考察 M-2 使用率64位 ちからもち・タスキでじしんを上から通す物理アタッカー
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ホルード考察 M-2 使用率64位 ちからもち・タスキでじしんを上から通す物理アタッカー


ホルード

ホルード

ノーマル じめん
使用率: 64位 特性: ちからもち 99.8%

⚠️ 本記事のデータはM-2シーズン(2026/05/24)時点の集計です

シーズンM-2(2026/5/13〜6/17)のシングルバトルで、ホルードは使用率64位を記録。特性は**ちからもち(採用率99.8%)**でほぼ統一されており、ほおぶくろ・ものひろいは少数派です。

ホルードの軸はちからもちでこうげきが2倍になる点です。こうげき種族値は56と低いものの、いじっぱりAS振りでA118、ちからもち適用後は実質236相当となり、A130のガブリアス(A200)やA134のカイリュー(A204)を上回る火力で物理技を撃てます。じしん(採用率99.7%)を主軸に、れいとうパンチ・かみなりパンチでパンチ範囲を広げる中速物理アタッカーです。

持ち物は**きあいのタスキ 79.3%・こだわりスカーフ 14.5%**に二分されます。本記事ではタスキ型を基準に、スカーフ型の差分も併せて解説します。


なぜホルードが使われるのか

1. ちからもちで実質A236相当のじしんを撃つ

ホルードのこうげき種族値は56と低水準ですが、特性ちからもち(採用率99.8%)はこうげきを2倍にするため、火力は種族値の見た目を大きく超えます。いじっぱりAS振りでA118、ちからもち適用後は実質A236相当。これはA130のガブリアス(いじっぱりAS振りでA200)やA134のカイリュー(A204)を上回り、A56という低種族値からは想像しにくい高火力を、じしん(採用率99.7%)に乗せられます。

2. じしんがはがね・どく・いわ・でんき勢に広く刺さる

ホルードの技で最も採用率が高いのは**じしん(99.7%)**です。じめん技は環境上位のブリジュラス(はがね/ドラゴン・2位)・ルカリオ(かくとう/はがね・9位)・ゲンガー(ゴースト/どく・10位)・ギルガルド(はがね/ゴースト・11位)・ドドゲザン(あく/はがね・24位)にいずれも×2で通り、キラフロル(いわ/どく・15位)には×4で刺さります。ちからもちの2倍火力と合わせ、これらの高耐久はがね・どく勢に大きな打点を持てるのが採用理由です(ブリジュラスS137・ゲンガーS178等はホルードより速いため、先手を取るにはスカーフ型かタスキでの一耐えが前提)。

3. れいとうパンチ・かみなりパンチでじしんの通らない相手を補完

じしんが等倍以下になる相手には、れいとうパンチ(採用率82.1%)・かみなりパンチ(47.7%)でパンチ範囲を補完します。れいとうパンチはガブリアス(ドラゴン/じめん・1位)・カイリュー(ドラゴン/ひこう・16位)に×4、かみなりパンチはギャラドス(みず/ひこう・12位)に×4・アシレーヌ(みず/フェアリー・4位)に×2と、じしんが無効(リザードン)または等倍止まりの飛行・水複合に刺さります。じしん一辺倒では不利な相手をパンチ技で拾えるのが、ホルードの技範囲の広さです。


基本スペック

種族値

HP
85
こうげき
56
ぼうぎょ
77
とくこう
50
とくぼう
77
すばやさ
78
合計
423

合計種族値423と低めですが、ちからもちでこうげきが実質2倍になるため、表示種族値A56からは想像できない火力を出せます。すばやさ種族値78はいじっぱりAS振りでS130、ようきならS143で、環境の中速帯に位置します。HP85・B77・D77と耐久は並程度で、きあいのタスキで弱点技を1回耐えてから動くのが基本です。

タイプ・弱点

タイプ: ノーマル じめん

ホルードはノーマル/じめんの複合タイプです。かくとうに加え、じめんが背負うみず・くさ・こおりが×2弱点で、低耐久のホルードには重い被弾になります。一方ででんき技を無効化(じめん)、ゴースト技も無効化(ノーマル)でき、無効タイプを2つ持つのが対戦上の特徴です。どく・いわは半減で受けられます。

弱点(2倍) 耐性(0.5倍) 無効
かくとうかくとう みずみず くさくさ こおりこおり
どくどく いわいわ
でんきでんき ゴーストゴースト

ノーマル/じめんはゴースト技(ノーマル)とでんき技(じめん)を無効化できます。ゲンガー(ゴースト/どく)のシャドーボールやミミッキュ(ゴースト/フェアリー・19位)のゴースト技、でんき勢の10まんボルト等を透かせます。一方、弱点はかくとう・みず・くさ・こおりの4タイプと多く、低耐久のホルードはこれらの一致技に弱い点に注意が必要です。ルカリオのインファイト(採用率71.5%)等のかくとう技や、マスカーニャ等のくさ・みず勢のサブウェポンには、タスキで耐えても返しに落とされやすくなります。


主要な技と採用率

技名 タイプ 威力 採用率 備考
じしん じめん 100 99.7% 主力打点。はがね・どく・いわ・でんき勢に広く×2で刺さる
でんこうせっか ノーマル 40 83.7% 優先度+1の先制技。ちからもち補正が乗り低HP・タスキ持ちを処理
れいとうパンチ こおり 75 82.1% ガブリアス・カイリューに×4。じしん無効のひこう複合への打点
かみなりパンチ でんき 75 47.7% ギャラドスに×4・アシレーヌに×2。みず複合への打点
がんせきふうじ いわ 60 16.2% 命中時に相手のSを1段階下げる。リザードン等ひこうへの打点兼速度操作
ほのおのパンチ ほのお 75 11.7% ハッサム・アーマーガア等はがね複合への打点。10%やけど
ばかぢから かくとう 120 7.4% ドドゲザン等あく・いわへの打点。使用後A・Bが1段階下がる
とんぼがえり むし 70 6.5% 攻撃後に交代できる。対面操作で不利対面を入れ替える

じしん・れいとうパンチ・でんこうせっかの3枠がほぼ固定で、4枠目をかみなりパンチ(みず複合)・がんせきふうじ(ひこう+速度操作)・ほのおのパンチ(はがね複合)から相手依存で選ぶのが標準的な技構成です。


主要型の解説

各型は持ち物分布(きあいのタスキ79.3%/こだわりスカーフ14.5%)を指標としています。性格はいじっぱり80.1%・ようき18.6%が主流で、火力を活かすいじっぱりが多数派です。

型1: きあいのタスキ物理アタッカー型(最多)

指標: きあいのタスキ 79.3%/いじっぱり 80.1%

ホルード タスキAS型
特性: ちからもち(99.8%)
性格: いじっぱり(A↑ C↓)
EV: A32 S32(AS振り。余りはH)
持ち物: きあいのタスキ
技構成:
・じしん
・れいとうパンチ
・でんこうせっか
・かみなりパンチ / がんせきふうじ

強み:

きあいのタスキで弱点のかくとう技や、ちからもちを持たないこちらの低耐久でも、一撃を確実に1回耐えて反撃できます。S130から動けない高耐久のブリジュラス・カバルドンには、タスキで耐えてからじしんの2倍火力を通せます。でんこうせっか(採用率83.7%)を採用すれば、タスキで耐えた次のターンに先制技で削り残しやタスキ持ちを処理でき、スカーフ型では持てない「耐えてから先制で詰める」動きが取れます。

弱み:

タスキはステルスロックや天候・先制技のダメージで簡単に潰れます。スカーフ型と異なり素早さ補正がかからないため、S130を上回る中速〜高速帯(ガブリアスS169・マスカーニャS192等)には先手を取られ、タスキを貫通する連続技や弱点技で押し切られます。


型2: こだわりスカーフ型(14.5%)

指標: こだわりスカーフ 14.5%/ようき 18.6%

ホルード スカーフAS型
特性: ちからもち(99.8%)
性格: ようき(S↑ C↓)
EV: A32 S32(AS振り)
持ち物: こだわりスカーフ
技構成:
・じしん
・れいとうパンチ
・かみなりパンチ
・がんせきふうじ / ばかぢから

強み:

ようきAS+スカーフでSが214まで上がり、タスキ型では先手を取られるガブリアス(S169)・マスカーニャ(S192)・ゲッコウガ(S191)すら上から叩けます。ちからもちの2倍火力をそのままに、タスキ型では返り討ちにされる高速アタッカーへ先制でじしん・れいとうパンチを通せるのが、スカーフ型固有の利点です。

弱み:

こだわりで技が固定されるため、初手から技選択の読み合いが発生します。タスキを持てないため弱点技を耐える保険がなく、でんこうせっかも採用しにくくなる(こだわり中はスカーフ補正がかかった素早さで上を取れるため先制技の価値が下がる)ため、低耐久のまま被弾すると即座に崩れます。


環境ポケモンへの相性分析

主要ポケモンとの相性

使用率上位のうち、ホルードと相性がはっきり出るポケモンを有利・不利の両面から挙げます。ちからもちの2倍火力でじしん・パンチ範囲が広く通る一方、S130(いじっぱり)は中速帯のため、ガブリアス・マスカーニャ等の高速勢には先手を許す点、そしてかくとう×2弱点を突かれると低耐久で崩れる点に注意してください。

ポケモン(環境順位) 相性 理由
ブリジュラス(2位) ◎ 有利 じしんが×2(はがね弱点)。ちからもちの2倍火力で高耐久でも一撃圏に近づける。ブリジュラスのでんき技(10まんボルト66.9%)はじめんが無効化できるのが大きい。ただしブリジュラスS137>ホルードS130でわずかに遅く、こだわらない撃ち合いでは先手を許す
ゲンガー(10位) △ 速度勝負 じしんが×2(どく弱点)でシャドーボール(71.1%)も無効化できるが、ゲンガーS178>ホルードS130で先に動かれ、きあいだま(37.4%・かくとう×2)・こごえるかぜ(36.7%・こおり×2)で先制で弱点を突かれる。タスキで耐えてじしんで返すか、スカーフ型で上から叩く展開が前提
ガブリアス(1位) △ 速度勝負 れいとうパンチが×4(ドラゴン2×じめん2)。ただしガブS169>いじっぱりホルードS130で先手を取られ、じしん(99.2%)×2を先に被弾。スカーフ型(S214)なら上から叩ける
リザードン(5位) △ じしんが無効 ほのお/ひこうでじしんが×0(無効)。れいとうパンチ等倍・かみなりパンチ×2でしか削れず、メガリザードンY(ほのお/ひこう)相手はかみなりパンチ×2が頼り。メガリザードンX(ほのお/ドラゴン・採用率34.9%)にはかみなりパンチが×0.5で半減され打点が薄い
マスカーニャ(3位) × 不利 S192>130でこちらより速い。はたきおとす(57.6%)でタスキ・スカーフを叩き落とされ、トリプルアクセル(72.2%・じめん複合にこおり×2)の連続技でタスキを貫通しつつ弱点を突かれる。じしんはくさ/あくに×0.5で半減され打点が薄い
ルカリオ(9位) × 不利 かくとう/はがねでインファイト(71.5%)がホルードに×2弱点。メガルカリオ(S180)はこちらより速く、先制で弱点を突かれる。じしんは×2で通るが、タスキで耐えても返しに落とされやすい

苦手なポケモンと対策

ポケモン 苦手理由 対策
ルカリオ(9位) インファイト(71.5%)・しんくうは(26.0%・先制)がホルードに×2弱点。メガルカリオはS180でホルードより速く、先手のかくとう技で落とされる じしんがはがねに×2で通るので、タスキで耐えてから返すか、ひこう・エスパー・フェアリーの後続(リザードン等)でかくとう技を半減して受ける
リザードン(5位) ほのお/ひこうでじしんが無効。S167(メガY)でこちらより速く、かえんほうしゃ(42.4%)等で先に焼かれる かみなりパンチ(ひこうに×2)を入れた個体で対応するか、いわ・みず・ドラゴンの後続でほのお技を半減して受ける。がんせきふうじでSを下げて後続に繋ぐのも有効
ハッサム(14位) バレットパンチ(99.7%)の先制技でタスキ後の低HPを刈られる。つるぎのまい(86.6%)を積まれるとちからもちの2倍火力でも一撃で落とせず、積み後のバレットパンチで詰められる ほのおのパンチがむし/はがねに×4で通るので、ほのおのパンチ採用個体で先に削る。ほのお・みず・でんき・はがねの後続でバレットパンチ(はがね)を半減して受ける
マスカーニャ(3位) S192で非スカーフのホルードより速く、はたきおとすで持ち物を落とし、トリプルアクセルの連続技でタスキを貫通する。じしんはくさ/あくに×0.5で半減され打点が薄い スカーフ型(S214)なら上から叩ける。タスキ型では、ほのお・ひこう・むしの後続でくさ・あく技を半減して受け、後続から崩す
イダイトウ オス(8位) 主力のおはかまいり(99.9%・ゴースト)は無効化できるが、ウェーブタックル(96.5%)・アクアジェット(91.1%・先制)のみず技がじめん複合に×2で刺さる。じしんはみず/ゴーストに等倍止まりで、低耐久のホルードはみず技の被弾で先に崩れる かみなりパンチ(みずに×2)採用個体で先制アクアジェットの前に削り切る。でんき・くさの後続でみず技を半減して受け回す

苦手な相手は「ホルードの弱点かくとうを×2で突く相手」と「S130を上回り、はたきおとす・先制技で隙を突く相手」に大別されます。いずれも単体での切り返しは難しいため、後続のタイプ補完で受ける構築が前提になります。


パーティ構成

相性の良いポケモン

ユキメノコ
ユキメノコ
同居率1位
こおり/ゴーストの高速アタッカー。ホルードが苦手な高速ドラゴンに先制打点を持つ
バサギリ
バサギリ
同居率2位
むし/いわの物理アタッカー。ホルードが等倍止まりのひこう・ほのおに弱点を突ける
ブリジュラス
ブリジュラス
同居率3位
はがね/ドラゴンでホルードの弱点みず・くさを1/4で受け、苦手なマスカーニャのくさ・みず技を流せる
イダイトウ(オス)
イダイトウ(オス)
同居率4位
みず/ゴーストでかくとう技を無効化し、ルカリオのインファイトを透かす
リザードン
リザードン
同居率5位
ほのお/ひこうでホルードの弱点かくとう・くさを半減し、ルカリオのインファイトを受ける

パーティ構成の基本方針:

ホルードは中速で、弱点のかくとう・みず・くさ・こおりを×2で突かれるため、残り5体で以下の役割を補います。

  1. かくとう対策: ひこう・エスパー・フェアリー(リザードン等)やゴースト(イダイトウ・ユキメノコ)でルカリオのインファイトを半減・無効化する枠
  2. みず・くさ対策: ブリジュラス等の、ホルードの弱点みず・くさを1/4〜半減で受けられる枠
  3. 高速アタッカー対策: ユキメノコ等の高速枠で、ホルードが先手を取られるガブリアス・マスカーニャ・ゲンガーに先制打点を持つ
  4. じしん無効・等倍対策: バサギリ等のひこう・ほのおへ弱点を突ける枠で、ホルードのじしんが通らないリザードンを崩す

データ分析①:ちからもちが変える「種族値A56」の火力評価

ホルードのこうげき種族値は56で、これは環境上位の物理アタッカーと比べても最低クラスです。しかし特性ちからもち(採用率99.8%)でこうげきが2倍になるため、実際の打点は種族値の数字と大きく乖離します。

ポケモンA種族値A(いじっぱりAS)ちからもち適用後
ホルード56118236相当
ドドゲザン135205
カイリュー134204
ハッサム130200
ガブリアス130200

A56という種族値だけを見るとアタッカー適性は低く見えますが、ちからもち適用後の実質A236相当は、A130〜135級のドドゲザン・カイリュー・ガブリアスのいじっぱりAS振り(A200〜205)を上回ります。つまりホルードの火力評価は「種族値A56の弱いポケモン」ではなく「環境トップ級のAを持つ物理アタッカー」として行うべきで、これがじしん99.7%という一点突破の技構成が成立する理由です。

一方で、この火力は特性に全面的に依存します。ちからもちを無効化されたり、特性が書き換わると火力が半減するため、ホルードの強さは「特性ありき」である点も同時に読み取れます。


まとめ:型別比較

指標 持ち物 強み 弱み
タスキAS型 タスキ 79.3% きあいのタスキ 1回耐えて反撃。でんこうせっかで先制処理 中速のため高速勢に先手を許す。ステロでタスキ消失
スカーフAS型 スカーフ 14.5% こだわりスカーフ S214で高速勢も上から叩く 技固定の読み合い。保険なしで低耐久のまま

総評:

ホルードはちからもち(採用率99.8%)で実質A236相当の火力を得る物理アタッカーです。じしん(99.7%)を主軸に、はがね・どく・いわ・でんき勢へ大きな打点を持ち、れいとうパンチ・かみなりパンチでじしんの通らないドラゴン・ひこう・みず複合を補完します。種族値A56からは想像できない火力が、特性によって成立しているのが最大の特徴です。

持ち物はきあいのタスキ79.3%・こだわりスカーフ14.5%に二分され、「1回耐えて先制で詰める」か「最速で上を取る」かで役割が変わります。一方、S130(いじっぱり)は中速帯でガブリアス・マスカーニャ・ゲンガー等の高速勢に先手を許し、ノーマル/じめん複合のかくとう・みず・くさ・こおり×2弱点を突かれると低耐久で崩れます。これらは構築単位の補完が前提で、苦手なルカリオ・リザードン・ハッサム・マスカーニャには後続のタイプ補完で対応する必要があります。


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構築例

M-2 シーズン
持ち物きあいのタスキ
特性ちからもち
性格いじっぱり (A↑C↓)
じめんじしんこおりれいとうパンチむしとんぼがえりノーマルでんこうせっか
EVH1A32B1S32
その他の構築や対戦での動きを確認
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