メガリザードンY M-2 使用率5位 ひでり構築と技構成
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メガリザードンY M-2 使用率5位 ひでり構築と技構成


メガリザードンY

メガリザードンY

ほのお ひこう
使用率 5位(リザードン全体) / メガ石採用率 63.6%

⚠️ 本記事のデータはM-2シーズン(2026/05/30)時点の集計です

M-2シーズンシングルバトルでリザードン全体は使用率5位を記録。リザードナイトYの採用率は63.6%、リザードナイトXは34.9%で、同じポケモンでメガ型が二極化しているのが特徴です。Y型はC種族値159とひでりによるほのお技×1.5補正を活かした特殊エース、X型はりゅうのまい起点の物理積みエースという役割分担になっており、対策側は型読みを強いられます。本記事ではY型に絞って採用型・技構成・有利不利の相手を実データで解説します。


なぜ今、メガリザードンYが強いのか

メガリザードンYの強さは、メガ後特性ひでりを前提に成立しています。ひでりは場に出た(メガ進化した)ターンに天候を「にほんばれ」にする特性で、相手がすなあらし・あめなどを展開していても繰り出した瞬間に上書きできます。この「にほんばれ」状態がもたらす2つの効果が、Yの主力運用を支えています。

1. ひでり×C159で実質火力がトップクラス

メガリザードンYのとくこうは159。これだけでも環境トップクラスの数値ですが、にほんばれ下ではほのお技が×1.5倍になります。かえんほうしゃ(威力90)の実質ダメージ計算をすると:

かえんほうしゃ実質威力(ひでり補正あり)
威力90 × タイプ一致補正1.5 × ひでり1.5 = 実質威力202.5
※ひかえめならCが約10%上がり、ダメージが約1割上乗せされる

通常のほのおタイプと比べ、毎ターンほのお技が×1.5補正で安定して撃てる点が差別化要因です。

2. ソーラービーム即発動で技範囲が広がる

通常のソーラービームは溜め1ターンが必要ですが、にほんばれ下では1ターンで即発動します。ソーラービームの採用率が61.0%という高さを誇るのは、Yのメインウェポンであるほのお・ひこう技が等倍以下に止まるみず・じめん系の高耐久ポケモン(アシレーヌ・カバルドン・イダイトウなど)に対するサブウェポンとして機能するからです。これらにくさ技は×2が通り、ほのお・ひこう一致技だけでは崩しきれない相手を抜けるようになります。一方ガブリアス(ドラゴン/じめん)はくさ×2×0.5=等倍止まりですが、それでもC159の高火力で削りは入れられます。

後続でほのおタイプを採用していれば、ウルガモスのほのおのまい等もにほんばれ補正の恩恵を受けられます。

3. にほんばれ下ではみず弱点が実質等倍に抑えられる

にほんばれ下ではみず技の威力が0.5倍に弱化します。メガリザードンYはみず×2弱点ですが、ひでり下なら ×2×0.5=**実質×1(等倍)**まで軽減できます。アシレーヌ(みず/フェアリー・使用率4位)のうたかたのアリア・なみのり、イダイトウ(オス)(みず/ゴースト・8位)のたきのぼり、スターミー(みず/エスパー・20位)のアクアブレイク89.2%など、環境のみず技に対して被ダメージが半減します。

ひでりは火力面(×1.5補正)だけでなく、みず弱点を実質等倍まで打ち消す防御効果も併せ持つ点が、メガリザードンY運用の安定性を支えています。なお、いわ×4・でんき×2の弱点はひでりで軽減できないため、これらは依然として大きな脅威です。


基本スペック

種族値(メガリザードンY)

HP
78
こうげき
104
ぼうぎょ
78
とくこう
159
とくぼう
115
すばやさ
100
合計
634

C種族値159は現環境の特殊アタッカーで最上位クラスです。D種族値115はXのD85より大幅に高く、対面で特殊技を1発耐えてC159で殴り返す立ち回りが可能になります。一方でB種族値78は低く、物理技には脆い。S種族値100はおくびょう最速でS167止まりで、環境TOP50のうち以下のポケモンはメガ後の最速SがメガリザードンYを上回ります。

メガ進化後にメガリザードンYを上回る相手

  • メガゲッコウガ(28位・メガ石40.8%・S142 → S213)
  • メガミミロップ(13位・メガ石96.9%・S135 → S205)
  • メガマフォクシー(25位・メガ石96.5%・S134 → S204)
  • メガゲンガー(10位・メガ石82.4%・S130 → S200)
  • メガスターミー(20位・メガ石97.7%・S120 → S189)
  • メガルカリオ(9位・メガ石97.4%・S112 → S180)
  • メガフラエッテ(永遠)(17位・メガ石97.4%・S102 → S169)
  • メガキラフロル(15位・メガ石54.2%・S101 → S168)

メガを介さず素早さで上回る相手

  • マスカーニャ(3位・S123 → S192)
  • ゲッコウガ素体(28位・S122 → S191)
  • ガブリアス(1位・S102 → S169)

特にガブリアス(S169)とメガフラエッテ(永遠)(S169)はおくびょう最速のメガリザードンY(S167)を2差で上回るため、ガブリアスのがんせきふうじ採用率40.0%・いわなだれ採用率23.1%(いわ×4)、メガフラエッテのムーンフォース等が先に通ります。おくびょう最速かひかえめCSの選択は、こうした上位S帯との関係で決まります。

メガ進化前後の変化

ステータス メガ前 メガ後(Y) 変化量
HP 78 78 ±0
こうげき 84 104 +20
ぼうぎょ 78 78 ±0
とくこう 109 159 +50
とくぼう 85 115 +30
すばやさ 100 100 ±0

とくこう+50という変化量はXの+21と比べて大きく上回ります。さらにとくぼう+30によりD115となり、特殊耐久が大幅強化されています。

タイプ・弱点

タイプ: ほのお ひこう
弱点 耐性 無効
×4
いわ
×2
みず でんき
×1/2
ほのお かくとう はがね フェアリー
×1/4
くさ むし
じめん
いわ×4弱点の重み
メガリザードンYはいわ技を×4で受けます。ステルスロックが設置された場で繰り出すと、最大HPの1/2を場に出た瞬間に削られます。環境上位ではガブリアス(がんせきふうじ40.0%・いわなだれ23.1%)が直接いわ技で焼き、カバルドン(ステルスロック84.4%)はステルスロックでメガリザードンYの繰り出しを咎めます。

主要型の解説

型1: ひでりソーラービーム型(ひかえめ・CS)

メガリザードンY
ひでりソーラービーム型
ひかえめ(最多採用)/ C32 S32 / 特性 もうか(86.1%)→メガ後ひでり / 持ち物 リザードナイトY
スロット タイプ 威力 用途
1 かえんほうしゃ 90 ひでり込みで実質202.5。安定した主力技
2 ソーラービーム 120 ひでりで即発動。みず・じめん・いわへの打点
3 エアスラッシュ 75 ひこう一致技。かくとう・むし・くさへ。命中95%・ひるみ30%
4 オーバーヒート 130 最大火力の捨て技。フィニッシュに。命中90%・C-2

採用率データとの照合: ソーラービーム61.0%・かえんほうしゃ42.4%・エアスラッシュ32.9%・オーバーヒート26.6%・はねやすめ22.1%はY型の主力技です(採用率はリザードン全体での集計だが、X型主流のフレアドライブ33.3%・りゅうのまい26.9%・ドラゴンクロー24.0%とは技プールが分かれており、上記の特殊技群はY型の構成を反映しています)。

ひかえめC振りの効果: C種族値159にひかえめ補正(×1.1)がかかり、おくびょう型より約1割高い特殊火力になります。ひでり×タイプ一致補正の実質威力202.5でD無振りの中耐久ポケモンを2発圏に入れる火力です。

ソーラービームの刺さり先: メインのほのお・ひこう一致技が等倍以下に止まる、みず・じめん系の高耐久ポケモンを崩すためのサブウェポンです。環境上位では:

  • カバルドン(じめん単): くさ×2弱点を突ける。ステルスロック撒きの起点役を即発動ソーラービームで牽制できる
  • イダイトウ(みず/ゴースト): くさ×2×1=×2弱点を突ける
  • ガブリアス(ドラゴン/じめん): くさ×2×0.5=等倍止まりだがC159の威力で削りは入る

型2: おくびょう最速型(おくびょう・CS)

メガリザードンY
おくびょう最速型
おくびょう(30.0%採用)/ C32 S32 / 特性 もうか(86.1%)→メガ後ひでり / 持ち物 リザードナイトY
スロット タイプ 威力 用途
1 かえんほうしゃ 90 安定打点。ひでり込みでトップクラスの火力
2 ソーラービーム 120 ひでりで即発動。みず/いわ/じめんへの打点
3 エアスラッシュ 75 ひこう一致打点。命中95%・ひるみ30%
4 はねやすめ HP50%回復。S高い分先に動いて回復できる

おくびょう型とひかえめ型の差: おくびょう最速のSは167で、種族値S100帯のウルガモス(同S167で同速)やそれ以下の中速ポケモンを上から動けます。一方でガブリアス(S169)・マスカーニャ・ゲッコウガ・スターミー・ゲンガー・ミミロップ・マフォクシーには先手を取れません。性格採用率はひかえめ32.7%・おくびょう30.0%。


型3: HB+CS複合型(ひかえめ)

メガリザードンY
HB+CS複合型
ひかえめ / H32 B20 C11 S3(3.7%採用)/ 特性 もうか(86.1%)→メガ後ひでり / 持ち物 リザードナイトY / 技構成 かえんほうしゃ・ソーラービーム・エアスラッシュ・はねやすめ

H32 B20の物理耐久に厚く振り、HP実数値を185まで上げる型です。CS主流のCS+h型(H2のみ=HP実数値155)と比べHP実数値が30高く、ガブリアスのスケイルショット・マスカーニャのトリックフラワー・ハッサムのバレットパンチなど、ひこうで無効化できない物理技を1発耐えやすくなります。CS両振りの火力は落ちますが、低耐久のYを物理対面でも崩されにくくする選択として3.7%が採用しています。


主要な技と採用率

採用率 威力 用途・補足
くさ ソーラービーム 61.0% 120 ひでりで即発動。Y最多採用技。ほのお・ひこうが等倍以下に止まるみず・じめん系を崩すサブウェポン
ほのお かえんほうしゃ 42.4% 90 ひでり×一致補正込みで実質202.5。安定したほのお打点
ひこう エアスラッシュ 32.9% 75 ひこう一致技。かくとう・くさへ。命中95%・ひるみ30%
ほのお オーバーヒート 26.6% 130 命中90%・C-2の代わりに最大火力。ひでり込みで実質292.5
ノーマル はねやすめ 22.1% HP50%回復。S優位を活かして先に回復できる場面も

※採用率データ(X/Y合算)にはフレアドライブ33.3%・ニトロチャージ28.9%も含まれますが、これらは物理アタッカーであるメガリザードンX型の技です。C159の特殊運用が前提のY型では採用されないため、上表からは除外しています。


天候パーティ構築でのメガリザードンY

メガリザードンYは単独でひでり+C159+ソーラービーム即発動が完結するため、天候パーティとしての構築は限定的です。同居率TOP10にもようりょくそ・すなかき等の天候依存特性ポケモンは入っていません。

ひでり下のほのお技×1.5の恩恵を受ける後続として、ウルガモス(ほのおのまい等のほのお技が晴れ補正を受ける)を組む構築は稀に見られますが、メジャーではありません。なお、くさタイプのフシギバナはメガ進化採用率93.2%でメガフシギバナ(あついしぼう)になるため、ようりょくそ運用は事実上ありません。

天候の取り合い: ひでりはメガ進化したターンに天候を「にほんばれ」にします。相手があめ・すなあらしを先に展開していても、メガリザードンYが繰り出されたターンに天候は「にほんばれ」へ書き換わります。逆に相手があとから天候変化技や天候特性ポケモンを繰り出した場合は上書きされます。


苦手な相手と有利な相手(TOP30から抽出)

選定基準:使用率TOP30のうち、相手の主力技(採用率20%以上)でこちらの弱点を突かれる相手を「苦手」、こちらの技で弱点を突けて相手の主力技ではこちらが半減以下に抑えられる相手を「有利」とする。

苦手な相手

相手 苦手な理由(技は採用率付き)
ガブリアス(1位) じしん99.2%はひこうで無効化できるものの、S169でおくびょう最速のメガリザードンY(S167)を抜き、先制から放たれるがんせきふうじ40.0%・いわなだれ23.1%でいわ×4を一発で焼かれる。さらにステルスロック50.7%で繰り出し自体も最大HP1/2で咎められる
ブリジュラス(2位) 10まんボルト66.9%でこちらでんき×2。S種族値85で遅いが、ガブリアス・マスカーニャ等の上位S帯のあとに後出しできる。ラスターカノン55.7%は×0.5(はがね→ほのお0.5×ひこう1)で軽い
カバルドン(7位) ステルスロック84.4%でメガリザードンYの繰り出しに最大HP1/2のダメージを蓄積。あくび94.2%で流される。じしん98.0%はひこうで無効だが、ステルスロック撒きの起点役として致命的
カイリュー(16位) 10まんボルト47.6%でこちらでんき×2。かえんほうしゃ47.8%はこちら半減だが、エアスラッシュ55.6%は等倍(ひこう→ほのお1×ひこう1)。でんき技採用個体には特に不利
スターミー(20位) メガ石採用率97.7%、メガ後S189(おくびょう最速)でメガリザードンY(S167)を抜く。主力のアクアブレイク89.2%はひでり下で実質等倍まで軽減できるものの、しねんのずつき39.4%・サイコカッター24.7%採用のエスパー個体でも、エスパー技は等倍止まりで弱点は突かれない。低耐久(H78/B78)のこちらは厳しい
ウォッシュロトム(22位) ハイドロポンプ98.5%はひでり下で実質等倍まで軽減できるが、ボルトチェンジ88.7%・10まんボルト56.8%のでんき×2は軽減できず確定圏。ボルトチェンジで対面操作もされ、ひでりを撒き直す手間も加わる

有利な相手

相手 有利な理由
ハッサム(14位) むし/はがねにほのお技×4。S167で最速ハッサム(S実数値128)を大幅に抜くが、主力のバレットパンチ99.7%は優先度+1の先制技でSの優位は無効化される。ただしバレットパンチ×0.5(はがね→ほのお0.5×ひこう1・テクニシャン込み実質威力60相当)は低耐久(H78/B78)でも耐えられる範囲のため、先制バレットパンチを受けてから同ターン中にかえんほうしゃ×4で焼く展開が成立する。インファイト72.4%は×0.5(かくとう→ほのお1×ひこう0.5)、はたきおとす53.6%は等倍だが、メガリザードンY側の持ち物はリザードナイトYで落とせない
フシギバナ(27位) くさ/どくにほのお技×2・ひこう技×2。主力のだいちのちから88.4%はこちらひこうで無効、ギガドレイン56.9%は×0.25(くさ→ほのお0.5×ひこう0.5)、ヘドロばくだん55.0%は等倍(どく→ほのお1×ひこう1)でこちらの弱点を突く打点はない。ひでり下のかえんほうしゃで圧倒できる。ただしメガフシギバナの場合はあついしぼうでほのお×1相当に落ちる点に注意
ギルガルド(11位) はがね/ゴーストにかえんほうしゃ×2(はがね2×ゴースト1)。S種族値60に対し最速S167で大幅に先制し、ひでり込みのかえんほうしゃで上から焼ける。かげうち96.2%は優先度+1だが等倍(ゴースト→ほのお1×ひこう1)かつC97なので致命傷にはならない。ポルターガイスト67.6%・シャドーボール26.5%も等倍止まり、アイアンヘッド30.7%は×0.5(はがね→ほのお0.5×ひこう1)、せいなるつるぎ31.7%は×0.5(かくとう→ほのお1×ひこう0.5)
ドドゲザン(24位) あく/はがねにかえんほうしゃ×2(あく1×はがね2)。S種族値50に対し最速S167で大幅に先制し、ひでり込みのかえんほうしゃで上から削れる。ただしふいうち99.0%は等倍(ほのお1×ひこう1)でA135の先制技が痛く、低耐久のこちらは確定数次第で拮抗する。条件付きの有利

相性の良いパーティメンバー

リザードンの同居率TOP10(M-2、最新クロール)は以下です。

アシレーヌ
アシレーヌ(同居率1位)
特殊エースの補完
アーマーガア
アーマーガア(2位)
物理受け・とんぼがえり
ガブリアス
ガブリアス(3位)
ステルスロック展開役
ブリジュラス
ブリジュラス(4位)
いわ・でんき受け
マスカーニャ
マスカーニャ(5位)
高速物理アタッカー
カバルドン
カバルドン(6位)
ステルスロック展開役
イダイトウ(オス)
イダイトウ(オス)(7位)
みず物理アタッカー
ミミッキュ
ミミッキュ(8位)
ばけのかわ起点・つるぎのまい
ルカリオ
ルカリオ(9位)
かくとう・はがねアタッカー
ギルガルド
ギルガルド(10位)
いわ受け・キングシールド

アーマーガア(同居率2位)の役割: 同居率2位の物理受け。はねやすめ98.1%・てっぺき63.5%で耐久を確保し、とんぼがえり62.1%でメガリザードンYを安全に後投げできます。ガブリアスのじしん99.2%をひこうで無効化できる点は重要ですが、いわ技は「はがね半減×ひこう弱点=等倍」で受けるため、いわ技の受け役にはなりません。設置技除去のきりばらいは採用率13.6%で少数派なので、ステルスロック対策の主役にはなりにくい点に注意。

ガブリアス・カバルドン(同居率3位・6位)の役割: 自軍に採用すればステルスロック撒き役。ガブリアスのステルスロック採用率は50.7%、カバルドンは84.4%。相手のメガリザードンY・ウルガモス等のいわ×4ポケモンを削る起点になります。「対面で苦手な相手」と「自軍に入れたいパートナー」が同一ポケモンなのは、ステルスロックという技自体の役割の重さを示しています。

ブリジュラス(同居率4位)の役割: メガリザードンYが弱点とするいわ(はがね0.5×ドラゴン1=×0.5)・でんき(はがね0.5×ドラゴン0.5=×0.25)・みず(はがね0.5×ドラゴン0.5=×0.25)をすべて半減以下で受けられる耐性補完。メガリザードンYが苦手なウォッシュロトムのハイドロポンプも半減(×0.25)で受け、10まんボルト(採用率66.9%)で反撃できます。

後続のほのおアタッカー: ウルガモス(使用率18位)は同居率TOP10圏外ながら、ひでり下で自分のほのお技も×1.5になる強化対象です。ただし同居率上位はアシレーヌ・アーマーガア・ガブリアスなど天候非依存のポケモンが占めており、天候パーティとしての採用は限定的。晴れ下のソーラービーム即発動と一致補正で単独でも完結する特殊エースとしての運用が主流です。


XとYの使い分けまとめ

項目 メガリザードンX メガリザードンY
採用率 34.9% 63.6%
主力の向き 物理崩し・積みエース 特殊崩し・天候展開
とくこう 130 159
とくせい かたいツメ(接触技×1.3) ひでり(ほのお×1.5)
最大弱点 4倍弱点なし(3種2倍) いわ4倍(ステルスロック1/2)
ステルスロックダメージ 1/4 1/2(致命的)
積み技 りゅうのまい / ニトロチャージ なし(火力押し)
天候シナジー なし ひでり自己完結(天候パーティ採用は限定的)
Yを選ぶ状況 火力押し・天候展開・特殊受けの多い環境

データ分析①:リザードナイトY 63.6% vs X 34.9% — 同一ポケモンでメガ型が二極化する構造

同じポケモンの2系統のメガ石が両方とも30%超で採用されるのは現環境でも稀です。リザードンの場合、リザードナイトY(63.6%)とリザードナイトX(34.9%)が併存し、それぞれ別系統の技プールに分かれています。

系統主力技と採用率役割
Y型主流ソーラービーム61.0%・かえんほうしゃ42.4%・エアスラッシュ32.9%・オーバーヒート26.6%・はねやすめ22.1%C種族値159+ひでりの特殊エース
X型主流フレアドライブ33.3%・ニトロチャージ28.9%・りゅうのまい26.9%・ドラゴンクロー24.0%・かみなりパンチ18.2%かたいツメ+りゅうのまい起点の物理積みエース

技採用率はリザードン全体での集計ですが、特殊技(ソーラービーム・かえんほうしゃ・オーバーヒート)と物理技(フレアドライブ・ニトロチャージ・ドラゴンクロー)が明確に分かれており、合算採用率がそのまま各メガ石の採用率(Y=63.6%、X=34.9%)に近くなっています。対策側はリザードン選出時にY型かX型かを読まないと対面を誤る——Y型を想定してD振り受けを選ぶと、X型のドラゴンクロー+りゅうのまいで物理側から崩される、という非対称な読み合いが発生します。

データ分析②:Y型主力技と環境TOP10のタイプ相性カバレッジ

Y型の主力2技(かえんほうしゃ+ソーラービーム)が環境TOP10へどう刺さるかを倍率で示します。

順位ポケモンかえんほうしゃソーラービーム
1ガブリアス(ドラゴン/じめん)×0.5(ほのお0.5×じめん1)×1(くさ2×ドラゴン0.5)
2ブリジュラス(はがね/ドラゴン)×1(はがね2×ドラゴン0.5)×0.25(くさ0.5×はがね0.5)
3マスカーニャ(くさ/あく)×2(くさ2×あく1)×0.5(くさ半減)
4アシレーヌ(みず/フェアリー)×0.5(ほのお0.5×フェアリー1)×2(くさ2×フェアリー1)
5リザードン(ほのお/ひこう)×0.5×0.25(くさ0.5×ひこう0.5)
6アーマーガア(はがね/ひこう)×2(はがね2×ひこう1)×0.25
7カバルドン(じめん)×1×2
8イダイトウ(オス)(みず/ゴースト)×0.5×2(くさ2×ゴースト1)
9ルカリオ(かくとう/はがね)×2(はがね2×かくとう1)×0.5(かくとう1×はがね0.5)
10ゲンガー(ゴースト/どく)×1(ほのお1×ゴースト1×どく1)×0.5(くさ1×ゴースト1×どく0.5)

かえんほうしゃ単体ではTOP10のうち3体に×2、3体に×1、4体に×0.5以下。ソーラービームは3体に×2、1体に×1、6体に×0.5以下2技を併用すると、リザードンを除くTOP10の9体すべてに×1以上の打点が成立します(同タイプのリザードン以外でカバレッジが不足する相手はいない)。ソーラービームの採用率が61.0%と最も高い理由は、ほのお技を半減・無効化するみず/じめん/いわタイプの高耐久相手(環境上位ではアシレーヌ・カバルドン・イダイトウなど)を弱点で抜くためです。


まとめ

メガリザードンYはM-2シーズンで全リザードン採用の**63.6%**を占める特殊エースです。

  • C種族値159×ひでりでかえんほうしゃ実質威力202.5(ひかえめならC232)
  • ソーラービーム即発動でアシレーヌ・カバルドン・イダイトウ等のみず/じめん受けに×2の打点
  • いわ×4・ステルスロック最大HP1/2——カバルドン(ステルスロック84.4%)・ガブリアス(いわ技合算約63%)が苦手
  • 同居率1〜4位はアシレーヌ・アーマーガア・ガブリアス・ブリジュラスで、ステルスロック展開役(ガブリアス・カバルドン)と耐性補完(アーマーガア・ブリジュラス)を組み合わせるのが定番
メガリザードンY入りの上位構築で対戦シミュレーション M-Bシミュレーターで試す →