マリルリ考察 M-2 使用率68位 はらだいことアクアジェットの先制全抜き
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マリルリ考察 M-2 使用率68位 はらだいことアクアジェットの先制全抜き


マリルリ

マリルリ

みず フェアリー
使用率: 68位 特性: ちからもち 88.1%

⚠️ 本記事のデータはM-2シーズン(2026/05/24)時点の集計です

シーズンM-2(2026/5/13〜6/17)のシングルバトルで、マリルリは使用率68位を記録。特性は**ちからもち(採用率88.1%)**が支配的で、そうしょく(11.5%)は少数派です。

マリルリの軸はちからもちでこうげきが2倍になる火力です。こうげき種族値は50と低いものの、いじっぱり+こうげき最大振りのA112がちからもちで実質224まで跳ね上がり、種族値だけ見れば想像できない打点を持ちます。ここに**はらだいこ(採用率56.7%)**でこうげきを最大段階まで上げ、**アクアジェット(89.7%)**の先制で上から殴り抜ける先制全抜きが最大の戦術です。

持ち物は**オボンのみ 66.3%**が大半で、はらだいこで半減したHPをその場で回復し、先制アタッカーとしての遂行力を担保します。本記事ではオボン+はらだいこの先制全抜き型を基準に、はらだいこを抜いた持続型の差分も併せて解説します。


なぜマリルリが使われるのか

1. ちからもちでA112が実質224になる

マリルリの特性ちからもち(採用率88.1%)はこうげきを2倍にする特性です。こうげき種族値は50と低いものの、いじっぱり+こうげき最大振りのA112が、ちからもちにより実質224相当まで上がります。これは種族値130クラスの物理アタッカーに匹敵する打点で、低種族値からは想像しにくい火力をタイプ一致のみず・フェアリー技で出せます。

2. はらだいこ+アクアジェットの先制全抜き

はらだいこ(採用率56.7%)はHPを半分払ってこうげきを最大(+6段階)まで上げる積み技です。ちからもち2倍に+6段階が乗ると、アクアジェット(89.7%)でも環境上位を確定圏に収める打点になります。アクアジェットは優先度+1の先制技のため、はらだいこ後はマリルリのすばやさに関係なく上から殴り続けられます。低速(S63)のマリルリが速度を介さず全抜きを狙える、これが採用の核です。

3. じゃれつくでドラゴン・あく・かくとうに刺さる

じゃれつく(採用率88.2%)はフェアリー一致技で、ドラゴン・あく・かくとうに×2で通ります。環境1位のガブリアス(ドラゴン/じめん)に×2、サザンドラ(あく/ドラゴン)には×4で刺さり、アクアジェットが半減される相手にもフェアリー打点で弱点を突けます。みず(アクアジェット・アクアブレイク)とフェアリー(じゃれつく)の2タイプで攻撃範囲を補い合えるのが強みです。


基本スペック

種族値

HP
100
こうげき
50
ぼうぎょ
80
とくこう
60
とくぼう
80
すばやさ
50
合計
420

種族値の見かけは平凡で、すばやさ50・こうげき50は低水準です。しかしちからもちでこうげきが実質倍になるため、A112(いじっぱりA32)は実質224相当として機能します。HP100・B80・D80はそこそこの耐久があり、はらだいこでHPを半分払っても残りをオボンのみで補える設計です。すばやさ50(SはいじっぱりS↓無振りで63)は遅く、優先度技のアクアジェットで速度の遅さを補うのが基本です。

タイプ・弱点

タイプ: みず フェアリー
弱点(2倍) 耐性(0.5倍) 無効
でんきでんき くさくさ どくどく
ほのおほのお みずみず こおりこおり かくとうかくとう むしむし あくあく
ドラゴンドラゴン

フェアリーによりドラゴン技を無効化できるのが対戦上重要で、ガブリアスのげきりん(採用率47.9%)やサザンドラのりゅうせいぐん(90.2%)を透かせます。かくとう・あくも半減できるため、ドラゴン・あく・かくとう技の通りが悪いマリルリは、これらのタイプを軸にする相手に受け出しから動けます。一方、弱点のでんき・くさ・どくは3タイプと少なめですが、ウォッシュロトムのでんき技やキラフロルのどく技など環境に通し手が存在する点には注意が必要です。


主要な技と採用率

技名 タイプ 威力 採用率 備考
アクアジェット みず 40 89.7% 優先度+1の先制技。はらだいこ後の主力打点。ちからもち+一致で威力を底上げ
じゃれつく フェアリー 90 88.2% フェアリー一致技。ドラゴン・あく・かくとうに×2。10%でA低下
アクアブレイク みず 85 60.9% みず一致の高威力打点。20%で相手B低下。先制不要の対面で使う
はらだいこ ノーマル 56.7% HP半分でこうげき最大化。アクアジェットを全抜き圏の火力に引き上げる
ばかぢから かくとう 120 31.6% はがね・あく勢への打点。ドドゲザン・ブリジュラスに刺さる。使用後A・B低下
ほろびのうた ノーマル 11.5% 3ターン後に場のポケモンを倒す。受け破壊・対耐久の択
まもる ノーマル 10.5% 様子見。はらだいこを積む隙づくりに
はたきおとす あく 65 9.5% 持ち物を落とす。ギルガルド等のゴーストに通す

アクアジェット・じゃれつく・アクアブレイクのみず/フェアリー打点に、はらだいこを加えた4枠が標準です。先制全抜きを捨てる場合は、はらだいこ枠をばかぢから(はがね・あくへの打点)やまもる(様子見)に置き換えます。


主要型の解説

各型は持ち物分布(オボンのみ66.3%/ラムのみ12.2%)と技採用率(はらだいこ56.7%)を指標としています。性格は**いじっぱり85.0%が支配的で、ちからもちの火力を最大化する構成が前提です。EVはHA振り(H32 A32)が42.8%**で最多、これに余り2をすばやさへ回したHA+s型が続きます。

型1: はらだいこ先制全抜き型(最多級)

指標: はらだいこ 56.7%/オボンのみ 66.3%

マリルリ はらだいこ型
特性: ちからもち(88.1%)
性格: いじっぱり(A↑ S↓)
EV: H32 A32(HA振り。最多配分)
持ち物: オボンのみ
技構成:
・はらだいこ
・アクアジェット
・じゃれつく
・アクアブレイク / ばかぢから

強み:

はらだいこでこうげきを最大段階まで上げ、アクアジェットの先制で速度を介さず全抜きを狙えます。オボンのみがはらだいこで払ったHPの一部をその場で回復するため、低速のマリルリでも「積んで→先制で殴り続ける」遂行力が確保されます。ラム型と異なり、はらだいこを構成に入れることで、対面の弱い相手を一方的に詰める瞬間火力に全振りできるのがこの型の役割です。

弱み:

はらだいこ後はアクアジェットが半減されるみず・くさ複合(フシギバナ等)や、フェアリーを半減するはがね勢の前で手が止まります。積んだ直後にでんき・くさ・どくの弱点技で縛られると、HPを半分払った状態のため一撃で崩れやすく、積みのターンを通せるかが勝敗を分けます。


型2: ラムのみ持続型(ラムのみ 12.2%)

指標: ラムのみ 12.2%

マリルリ ラム持続型
特性: ちからもち(88.1%)
性格: いじっぱり(A↑ S↓)
EV: H32 A32(HA振り)
持ち物: ラムのみ
技構成:
・アクアジェット
・じゃれつく
・アクアブレイク
・ばかぢから / まもる

強み:

ラムのみで状態異常を1度防げるため、ウォッシュロトムのおにび(採用率80.6%)やアシレーヌのアンコール等を1回だけ無効化し、はらだいこに頼らない素のちからもち火力で殴り合えます。オボン+はらだいこ型が積みのターンを要求されるのに対し、こちらは初手から3〜4枠を攻撃技で固め、状態異常を絡める相手にも崩れにくいのが差です。

弱み:

はらだいこの瞬間火力がないため、ちからもち2倍のみの打点では高耐久(カバルドン・アーマーガア等)を一撃で抜けず、撃ち合いに持ち込まれます。ラムのみは状態異常を1度防いだ後は無効化され、2度目のおにび・あくびには対応できません。


環境ポケモンへの相性分析

主要ポケモンとの相性

使用率上位のうち、マリルリと相性がはっきり出るポケモンを有利・不利の両面から挙げます。アクアジェットの先制とちからもち火力で上から殴れる相手がいる一方、すばやさ63は環境最低水準で、はらだいこを積む前に上から弱点(でんき・くさ・どく)を突かれると崩れる点に注意してください。

ポケモン(環境順位) 相性 理由
ガブリアス(1位) ◎ 有利 じゃれつくが×2(ドラゴン弱点)。げきりん(47.9%)はフェアリーで無効。じしん(99.2%)は等倍だが、はらだいこ後のアクアジェット+じゃれつくで先に詰めやすい
サザンドラ(21位) ◎ 有利 じゃれつくが×4(あく2×ドラゴン2)。りゅうせいぐん(90.2%)はフェアリーで無効。あくのはどう(98.5%)・かえんほうしゃ(67.0%)はみず/フェアリーで半減。先制アクアジェットも合わせて上から詰められる
リザードン(5位) △ くさ技に注意 アクアブレイク・アクアジェットが×2(ほのお弱点)で先制で削れる。ただしソーラービーム(61.0%)がくさ×2弱点を突くため過半数の個体には先に縛られる。くさ技なしの個体にのみ有利
ドドゲザン(24位) ○ 有利 ばかぢからが×4(あく2×はがね2)。ふいうち(99.0%)はフェアリーで半減(あく×0.5)。じゃれつくはあく×はがねで等倍だが、ばかぢから×4とアクアジェットの先制で上から詰められる
ブリジュラス(2位) △ でんき技に注意 ばかぢからが×2(はがね弱点)でじゃれつく・みずは半減〜等倍。10まんボルト(66.9%)が×2弱点を突いてくるため、ばかぢから採用かつ高耐久を削れる前提でしか勝てない
ウォッシュロトム(22位) × 不利 10まんボルト(56.8%)が×2弱点(でんき)。みず技は半減され、おにび(80.6%)でこうげきを下げられると火力が機能不全になる
マスカーニャ(3位) × 不利 トリックフラワー(92.9%)が×2弱点(くさ)。Sが大幅に上で、はらだいこを積む前に上から落とされる。アクアジェットは先制だが半減され削り切れない
ゲンガー(10位) × 不利 ヘドロウェーブ(81.7%)が×2弱点(どく)。Sが上で、はらだいこ前に上から縛られる。じゃれつくはどくで半減され、アクアジェットも等倍止まりで先に動かれる
アーマーガア(6位) × 不利 じゃれつくが×0.5(はがね半減)、アクアジェットは等倍だがB高く一撃に届かない。はねやすめ(98.1%)で回復され、はらだいこを積む前に撃ち合いを長引かされる

苦手なポケモンと対策

ポケモン 苦手理由 対策
ウォッシュロトム(22位) 10まんボルト(56.8%)が×2弱点。みず技を半減され、おにび(80.6%)でちからもち火力を半減させられる でんき技を無効化するじめん枠(ガブリアス)に引いて受け、ボルトチェンジも透かす。同居率3位のガブリアスが該当する
アーマーガア(6位) じゃれつくをはがねで半減、B高くアクアジェットも一撃に届かない。はねやすめで回復され削りが間に合わない でんき・ほのお枠(ウォッシュロトム以外のでんき・リザードン等)を合わせてはがね弱点を突く。ばかぢからでも等倍止まりのため後続で処理する
フシギバナ(27位) くさ/どくでアクアジェット・アクアブレイクを半減、こちらはくさ×2弱点を突かれる。はらだいこ後でも半減みず技では抜けず、返しのくさ技で落とされる ほのお・ひこう・エスパー枠(リザードン等)を合わせてくさ弱点を突く。じゃれつくはどくで半減されるため単体では打開できない
キラフロル(15位) ヘドロウェーブ(69.4%)が×2弱点(どく)。じゃれつくはいわ/どくに半減、アクアジェットは等倍止まりで一撃に届かない じめん枠(ガブリアスのじしん)でいわ/どくの弱点を突いて処理する。アクアブレイクはいわに×2なので削り役には使える

苦手な相手は「マリルリの弱点(でんき・くさ・どく)を等倍以上で突き、アクアジェットを半減できる相手」と「はがね・くさ複合でみず/フェアリー打点を両方半減する相手」に大別されます。いずれも単体での打開は難しく、でんきを透かすじめん枠やはがねに刺さるほのお・でんき枠を後続に置く構築が前提になります。


パーティ構成

相性の良いポケモン

メタモン
メタモン
同居率1位
相手依存だが、積んだ相手をコピーして瞬間火力を再現する選択肢
ドデカバシ
ドデカバシ
同居率2位
ノーマル/ひこうでくさを半減し、苦手なフシギバナにひこう打点を持つ
ガブリアス
ガブリアス
同居率3位
でんき無効のじめん枠。苦手なウォッシュロトム・キラフロルに上から打点を持つ
ブリジュラス
ブリジュラス
同居率4位
はがね/ドラゴンでどくを無効・くさを半減し、苦手なくさ・どく技を受ける
リザードン
リザードン
同居率5位
ほのおでくさ・はがねを半減。苦手なアーマーガア・フシギバナに打点

パーティ構成の基本方針:

マリルリは低速で、はらだいこを積む隙を作れるかが要です。残り5体で以下の役割を補います。

  1. でんき対策: じめん(ガブリアス)でウォッシュロトムのでんき技を受け、ボルトチェンジも透かす枠
  2. くさ・どく対策: はがね(ブリジュラス)でフシギバナ・キラフロルのくさ・どく技を半減する枠
  3. はがね崩し: ほのお・でんき(リザードン)でアーマーガア等のはがね受けを処理する枠
  4. 積みの隙作り: 相手の攻撃技を透かせる枠と組み、マリルリがはらだいこを積むターンを作る

データ分析①:はらだいことアクアジェットの同時採用が示す「先制全抜き」設計

マリルリの技採用率は、攻撃技と積み技・先制技の組み合わせに型の意図がはっきり表れます。

タイプ採用率役割
アクアジェットみず89.7%先制打点
じゃれつくフェアリー88.2%フェアリー打点
アクアブレイクみず60.9%みず高威力打点
はらだいこノーマル56.7%こうげき最大化

注目すべきは、優先度+1のアクアジェット(89.7%)が、高威力のアクアブレイク(60.9%)を上回って最も採用される点です。通常、威力40のアクアジェットは威力85のアクアブレイクに火力で劣りますが、はらだいこ(56.7%)でこうげきを最大段階まで上げる前提なら、威力差は段階補正で埋まり、先制で殴れる利点だけが残ります。はらだいことアクアジェットの採用率がともに過半数で連動していることが、「積んで先制で全抜きする」のがマリルリの主流設計であることを定量的に示しています。

一方、アクアブレイク60.9%が一定数残るのは、はらだいこを積めない対面(弱点技で縛られる相手・耐久が高くアクアジェットでは削り切れない相手)に対し、初手から高威力で殴る選択肢も併存しているためです。マリルリは「はらだいこで先制全抜きを狙う型」と「素のちからもち火力で殴り合う型」が技採用率の上で共存しています。


まとめ:型別比較

指標 持ち物 強み 弱み
はらだいこ型 はらだいこ 56.7% オボンのみ 積んで先制で全抜き。オボンでHP補填 積みの隙が必要。半減複合で手が止まる
ラム持続型 ラムのみ 12.2% ラムのみ 状態異常を1度防ぎ素の火力で殴り合う 瞬間火力がなく高耐久を抜けない

総評:

マリルリはちからもち(採用率88.1%)でA112を実質224相当まで引き上げ、はらだいこ(56.7%)でこうげきを最大化、アクアジェット(89.7%)の先制で速度を介さず全抜きを狙う物理アタッカーです。じゃれつく(88.2%)でドラゴン・あく・かくとうにも刺さり、みず/フェアリーの2タイプで攻撃範囲を補い合えます。

持ち物はオボンのみ66.3%・ラムのみ12.2%で、「積んで先制全抜き」と「状態異常を防いで素火力で殴る」のどちらを取るかで役割が変わります。一方、すばやさ63の低速とでんき・くさ・どくの弱点は構築単位の補完が前提で、上から弱点を突くマスカーニャ・ゲンガー・ウォッシュロトムや、打点を半減するアーマーガア・フシギバナには後続のタイプ補完で対応する必要があります。


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構築例

M-2 シーズン
持ち物たべのこし
特性そうしょく
性格おだやか (D↑A↓)
ノーマルほろびのうたノーマルアンコールみずうずしおノーマルまもる
EVH32B2D32
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