【ポケモンチャンピオンズ】ブリジュラス考察 M-4 使用率5位・型別採用率と立ち回り
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【ポケモンチャンピオンズ】ブリジュラス考察 M-4 使用率5位・型別採用率と立ち回り


ブリジュラス(M-4)

ブリジュラス

はがね ドラゴン
使用率: 5位(M-3も5位) 特性: じきゅうりょく 68.9%

⚠️ 本記事のデータはM-4シーズン時点の集計です

M-4シングルバトルでブリジュラスは使用率5位。M-3と同順位を保ちつつも、内部の技構成は雨パ依存から脱却する方向へ大きく変化しています(詳細はデータ分析①)。またこだわりスカーフ+6.2pp・おくびょう+5.9ppと速度補強型が台頭しています。


なぜブリジュラスが環境上位に定着しているのか

1. はがね/ドラゴンの耐性が環境上位の多くをまとめられる

はがね/ドラゴン複合の弱点はかくとう・じめんの2タイプのみ。環境上位のマスカーニャ(くさ/あく)のくさ技は×0.25と強い耐性を持ちます。でんき技・みず技・ひこう技はいずれも×0.5の半減です。一方でじめん弱点(×2)はガブリアス(環境1位・じしん採用率)が直撃するため、ガブリアスへの受け出しは基本的にできません。耐性の広さとじめん弱点は常にセットで評価する必要があります。

2. C種族値125からの3方向特殊打点

ラスターカノン(はがね)・りゅうせいぐん(ドラゴン)・でんき技(10まんボルト/エレクトロビーム)の3タイプで打点を確保します。はがね・ドラゴン・でんきは環境上位の多くに等倍以上を取れるタイプ組み合わせで、単体で完結した特殊アタッカーとして機能します。

3. 特性じきゅうりょくで物理被弾を場持ちに変換

採用率68.9%のじきゅうりょくは、技のダメージを受けるたびに防御が1段階上昇します。物理アタッカーに対して被弾しながらB上昇を積み上げ、C125の特殊技でカウンターを取り続けられます。B種族値130(EV無振りで実数値150)との相乗効果で、物理技の削り耐性は高い水準にあります。


基本スペック

種族値

HP
90
こうげき
105
ぼうぎょ
130
とくこう
125
とくぼう
65
すばやさ
85
合計
600

最多EV構成「H2 C32 S32 ひかえめ」ではH167・B150・C194・S137となります。S137はメガメタグロス(最速S178)・ガブリアス(最速S169)・ミミッキュ(ようきS162)・マスカーニャ(ようきS192)に後手となります。こだわりスカーフを持たせたおくびょう型ではS225となり、これらを上回ります。

タイプ・弱点

タイプ: はがね ドラゴン
弱点(×2) 耐性(×0.5) 耐性(×0.25) 無効
かくとうかくとう じめんじめん
ノーマルノーマル ひこうひこう いわいわ むしむし はがねはがね みずみず でんきでんき エスパーエスパー
くさくさ
どくどく

主要な技と採用率(M-4)

順位 技名 タイプ 威力 M-3 M-4 変化
1 ラスターカノン はがね 80 74.6% 76.4% +1.8pp
2 りゅうせいぐん ドラゴン 130 71.1% 71.9% +0.8pp
3 10まんボルト でんき 90 49.6% 60.6% +11.0pp
4 ステルスロック いわ 39.8% 37.9% -1.9pp
5 ミラーコート エスパー 16.7% 19.8% +3.1pp
6 あくのはどう あく 80 圏外 19.2%
7 はどうだん かくとう 80 26.8% 18.8% -8.0pp
8 エレクトロビーム でんき 130 36.2% 16.9% -19.3pp
9 ほえる ノーマル 13.5% 16.2% +2.7pp
10 ドラゴンテール ドラゴン 60 16.3% 14.9% -1.4pp

主要型の解説

性格はひかえめ42.2%・おくびょう18.4%・ずぶとい15.7%・おだやか14.7%。持ち物はオボンのみ30.5%・たべのこし21.7%・しろいハーブ18.5%・こだわりスカーフ15.3%が主流です。

型1: ひかえめ耐久火力型(最多採用)

性格採用率: ひかえめ 42.2%

ブリジュラス ひかえめ耐久火力型
特性: じきゅうりょく(68.9%)
性格: ひかえめ(C↑ A↓)42.2%
EV: H2 C32 S32(採用率21.9%)
持ち物: オボンのみ(30.5%)/たべのこし(21.7%)
技構成:
・ラスターカノン(76.4%)
・りゅうせいぐん(71.9%)
・10まんボルト(60.6%)
・ステルスロック(37.9%)またはほえる(16.2%)またはあくのはどう(19.2%)

強み:

ひかえめC32でC実数値194。ラスターカノン・りゅうせいぐん・10まんボルトの3枠がM-4ではほぼ固定になっており、4枠目のステルスロック・ほえる・あくのはどうのいずれかで役割を追加できる汎用性が型1の特徴です。M-3と比べてエレクトロビームの枠が10まんボルトに置き換わり、天候依存なしでの安定打点が確保されました。

弱み:

4枠目を1つしか選べないため、設置技(ステルスロック)・流し技(ほえる)・打点追加(あくのはどう)を同時には満たせません。型3(こだわりスカーフ)と違い持ち物を耐久・回復系(オボンのみ・たべのこし)に割いているため、対面ごとの最大火力では型3に譲ります。


型2: しろいハーブりゅうせいぐん型

性格採用率: ひかえめ(持ち物しろいハーブ 18.5%)

ブリジュラス しろいハーブ連射型
特性: じきゅうりょく(68.9%)
性格: ひかえめ(C↑ A↓)
EV: H2 C32 S32
持ち物: しろいハーブ(18.5%)
技構成:
・ラスターカノン(76.4%)
・りゅうせいぐん(71.9%)
・10まんボルト(60.6%)
・ステルスロック(37.9%)またはあくのはどう(19.2%)

強み:

りゅうせいぐん(ドラゴン・威力130・命中90・使用後C2段階低下)の弱点を、しろいハーブ(能力低下を1度だけ自動回復)で補います。1試合でC無消費のりゅうせいぐんを実質2連射できます。型1との差異は、2発のりゅうせいぐんで対面処理力を最大化する点であり、連続した高火力技で2体を処理する展開で型1より優れた結果を出せます。

弱み:

しろいハーブ消費後は回復手段が残らず、型1のオボンのみ・たべのこしによる継戦能力には劣ります。2発目以降のりゅうせいぐん使用でCが落ちるため、中盤以降はラスターカノン・10まんボルトへの切り替えが必要になります。


型3: おくびょうスカーフ型(M-4新興)

性格採用率: おくびょう 18.4%

ブリジュラス おくびょうスカーフ型
特性: じきゅうりょく(68.9%)
性格: おくびょう(S↑ A↓)18.4%
EV: C32 S32(または H0-C32-S32 調整)
持ち物: こだわりスカーフ(15.3%)
技構成:
・ラスターカノン(76.4%)
・りゅうせいぐん(71.9%)
・10まんボルト(60.6%)
・あくのはどう(19.2%)またはステルスロック(37.9%)

強み:

おくびょうS32のS実数値150にスカーフを持たせることでS225となり、ガブリアス最速S169・メガメタグロス最速S178・ミミッキュようきS162を超えられます。ひかえめスカーフ(S205)ではメガメタグロス最速S178を上回れますが、ガブリアススカーフ(S253)には届きません。おくびょうC32のC実数値177は型1のひかえめC194より17低くなります。速度と火力のどちらに比重を置くかが、ひかえめ型との選択軸です。

M-4でこだわりスカーフが9.1%→15.3%・おくびょうが12.5%→18.4%へ増加しており、この型の増加がデータに現れています。

弱み:

スカーフを持つため技が固定され、対面ごとに最適な技を選べません。またCがひかえめ型より低い(C177対C194)ため、確定数が1増える相手が存在します。持ち物がスカーフに固定されるためじきゅうりょくによる場持ちに回復手段が加わらず、物理被弾を積み上げてもB上昇だけで耐える展開となります。


型4: ずぶとい/おだやか耐久型

性格採用率: ずぶとい 15.7% / おだやか 14.7%

ブリジュラス 耐久振り型
特性: じきゅうりょく(68.9%)
性格: ずぶとい(B↑ A↓)15.7% またはおだやか(D↑ A↓)14.7%
EV: H32 B2 D32(8.8%)またはH32 D32 S2(4.8%)
持ち物: たべのこし(21.7%)またはオボンのみ(30.5%)
技構成:
・ラスターカノン(76.4%)
・10まんボルト(60.6%)
・ステルスロック(37.9%)
・ほえる(16.2%)またはドラゴンテール(14.9%)

強み:

ずぶとい型(H32 B2 D32)ではH197・B167と物理耐久を最大化し、じきゅうりょくのB上昇をさらに活かします。おだやか型(H32 D32 S2)ではD128と特殊耐久を補い、とくぼう種族値65の低さをEVで補います。どちらもたべのこし回復と合わせてステルスロック設置・ほえる・ドラゴンテールによる流し役として機能します。型1〜3との差異は、ステルスロック設置を確実に行い後続エースに引き継ぐ展開役として特化している点です。

弱み:

Cに補正・投資がなく(ずぶとい・おだやかはC無補正でEV0、C実数値145)、型1のひかえめC194と比較してC49低く、1発確定が2発になる相手が増えます。火力を出す場面が少ないため、アタッカーとして採用する価値は薄く、展開補助後に後続に依存する構成です。


データ分析①:M-3→M-4のでんき技シフト——雨パ依存からの脱却

M-3→M-4で最大の変化はでんき技選択です。

指標 M-3 M-4 変化
10まんボルト 49.6% 60.6% +11.0pp
エレクトロビーム 36.2% 16.9% -19.3pp
ペリッパー(同居率) 4位 圏外 大幅低下
ラグラージ(同居率) 3位 圏外 大幅低下

エレクトロビームは通常2ターンかかる溜め技で、雨下のみ1ターンで発動できます。M-3ではペリッパー(同居率4位)・ラグラージ(3位)との雨軸3体が組まれていた背景があります。M-4でペリッパー・ラグラージが同居率圏外に落ちたことで、雨展開なしでの単体運用が前提となり、溜めが必要なエレクトロビームより安定打点の10まんボルトへ需要がシフトしました。

でんき技の採用目的は変わらず(かくとう/ひこう複合への×2・みず系への打点)ですが、天候依存を切ることで汎用的なアタッカーとして単体採用しやすくなった点がM-4の変化です。


データ分析②:4枠目の変化——はどうだんからあくのはどうへ

3枠(ラスターカノン+りゅうせいぐん+10まんボルト)が固定化されるにつれ、4枠目の選択が型の個性を決める形になっています。

4枠目候補 M-3 M-4 変化
ステルスロック 39.8% 37.9% -1.9pp
はどうだん 26.8% 18.8% -8.0pp
あくのはどう 圏外 19.2%
ミラーコート 16.7% 19.8% +3.1pp
ほえる 13.5% 16.2% +2.7pp

はどうだんはかくとうタイプ(威力80・命中100)でかくとう弱点への打点として採用されていましたが、M-4ではあくのはどう(あくタイプ・威力80・命中100・ひるみ20%)に8.0ppの需要が移っています。

あくのはどうが刺さる相手として環境にはゲンガー(ゴースト/どく)があり、あくのはどうで×2を取れます。一方でミミッキュ(ゴースト/フェアリー)にあくのはどうは等倍、マスカーニャ(くさ/あく)には半減です。M-4の同居率1位にミミッキュが上昇している点と照らすと、ミミッキュへの直接打点(ラスターカノンが×2)は確保できており、あくのはどうはゲンガー・あく耐性のないゴーストタイプへの打点として採用が増えたと読めます。


環境ポケモンへの相性

以下の相性はひかえめH2 C32 S32型(H167・B150・C194・S137)を基準とします。選定基準は使用率TOP10のうち、タイプ相性・速度関係から相性がはっきり示せる相手です(使用率9位のマフォクシーは技構成のばらつきが大きく明確な差を示せないため除外)。

ポケモン(使用率順位) 相性 理由
ミミッキュミミッキュ(使用率2位) ラスターカノン(はがね)はゴースト/フェアリーに×2です。ようきS162に後手ですが、ばけのかわを剥がしつつ大ダメージを与えられます。
ガブリアスガブリアス(使用率1位) × じしん(じめん×2弱点)を採用率39.2%のきあいのタスキ型・23.2%のオボン型問わず放てます。でんき技はじめん複合に無効です。最速S169に後手なので引く択が必要です。
メタグロスメガメタグロス(使用率4位) メガ率98.4%でメガ後ははがね/エスパー・最速S178です。ブリジュラスS137は後手になります。りゅうせいぐんはドラゴン技がはがねに半減(×0.5)で、有効打に乏しく先手も取れません。
カバルドンカバルドン(使用率3位) × じめん単タイプのためでんき技は無効です。最大打点はドラゴン・はがね技ですがいずれも等倍にとどまります。カバルドンのじしんはじめん×2弱点で、有効打に乏しくじめん技を受けるリスクが高い相手です。
アシレーヌアシレーヌ(使用率7位) みず/フェアリー複合に10まんボルトは×2です。速度種族値60のアシレーヌにはS137のブリジュラスが先手を取れます。ムーンフォース(フェアリー)はブリジュラスに等倍です。
マスカーニャマスカーニャ(使用率6位) くさ/あく複合。最速S123(実数値192)でブリジュラスS137を上回り先手を取られます。ブリジュラスへの最大打点であるトリプルアクセル(こおり)はブリジュラスに等倍で、有効打には乏しいものの先手で削られる点は負担になります。
ギャラドスギャラドス(使用率8位) メガ率80.5%でメガ後はみず/あく・最速S146です。ブリジュラスS137は後手になります。10まんボルトはみず/あく複合に×2で有効打ですが、ギャラドスの主力じしん(採用率77.8%)はブリジュラスに×2で通るため、先手を取られると大きく削られる五分の対面です。
バシャーモバシャーモ(使用率10位) × ほのお/かくとう複合。かくとう技がはがね/ドラゴン複合に×2です。ほのお技は等倍で通るため、かくとう×2弱点が主な脅威です。こだわりスカーフ型では先手を取られるリスクもあります。

パーティ構成

同居率上位パートナー(M-4)

ミミッキュ
ミミッキュ
同居率1位
ガブリアスへじゃれつく(フェアリー×2)。ブリジュラスが苦手な対面の処理役
ガブリアス
ガブリアス
同居率2位
ブリジュラスが有効打を出しにくいカバルドン・ラグラージへのじしん打点
カバルドン
カバルドン
同居率3位
ステルスロック設置役。ブリジュラスがアタッカーに集中できる展開を作る
メタグロス
メタグロス
同居率4位
物理アタッカー枠。フェアリー耐性を持ちブリジュラスと弱点が異なる
アシレーヌ
アシレーヌ
同居率5位
ブリジュラスが苦手なかくとう・じめん方面をみず技で補完
マスカーニャ
マスカーニャ
同居率6位(M-3:5位)
物理アタッカー枠。スカーフによる対面操作でブリジュラスが動きやすい盤面を作る
ギャラドス
ギャラドス
同居率7位(M-4新)
物理アタッカーとしてブリジュラスと打点を分担
マフォクシー
マフォクシー
同居率8位(M-4新)
特殊アタッカーとしてブリジュラスの物理打点と役割を分担
バシャーモ
バシャーモ
同居率9位(M-4新)
かそくで加速する物理アタッカー。ブリジュラスの後方から積みを狙う
ラグラージ
ラグラージ
同居率10位(M-3:3位)
みず/じめん複合。ブリジュラスが苦手なかくとう・じめん方面をみず技で補完

M-3との最大の違いはペリッパーが圏外に落ちた点です。M-3ではペリッパー(同居率4位)・ラグラージ(3位)による雨軸が特徴的でしたが、M-4では雨展開前提のエレクトロビームが16.9%まで減少しており、ペリッパーはパートナー構成から消えました。一方でラグラージは順位を3位→10位に落としつつも10位圏内を維持しています。代わりにカバルドン(3位)・メタグロス(4位)といった物理軸のポケモンが上昇し、特殊アタッカーのブリジュラスと物理アタッカーを組み合わせる軸が増えています。


総評

ブリジュラスはM-4でも使用率5位を維持しつつ、内部構成をM-3から大きく変えました。雨パ依存のエレクトロビームから10まんボルトへのシフト・はどうだんからあくのはどうへの4枠目変化・おくびょうスカーフ型の台頭という3つの変化がデータに明確に現れています。ラスターカノン+りゅうせいぐん+10まんボルトの3枠が固定化し、4枠目と性格・持ち物の選択が型を決める形になっています。じめん弱点(ガブリアス・カバルドン)とでんき無効(じめん複合全般)は構造上解消されないため、ミミッキュ・ガブリアスなどのパートナーで対面補完することが選出を組む前提となります。


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検算済み実数値リスト

本記事で使用した実数値(Lv50・個体値31・EV最大32スケール):

H B C D S
ひかえめ H2 C32 S32 167 150 194 137
おくびょう C32 S32 177 150
おくびょうスカーフ S 225
ひかえめスカーフ S 205
ずぶとい H32 B2 D32 197 167 145 117
おだやか H32 D32 S2 197 145 128 107
| ガブリアス最速 S32 | — | — | — | — | 169 | | ガブリアス最速スカーフ | — | — | — | — | 253 | | ミミッキュ ようき S32 | — | — | — | — | 162 | | メガメタグロス 最速 S32 | — | — | — | — | 178 | | マスカーニャ ようき S32 | — | — | — | — | 192 |

構築例

M-3 シーズン
持ち物りゅうのキバ
特性がんじょう
性格ひかえめ (C↑A↓)
ドラゴンりゅうせいぐんはがねラスターカノンいわがんせきふうじいわステルスロック
EVH2C32S32
M-3 シーズン
持ち物りゅうのキバ
特性じきゅうりょく
性格ひかえめ (C↑A↓)
ドラゴンりゅうせいぐんでんき10まんボルトドラゴンドラゴンテールいわステルスロック
EVH26B1C25D2S12
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