ガブリアス考察 M-3 まきびし台頭・スカーフ減少の変化点を解説
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ガブリアス考察 M-3 まきびし台頭・スカーフ減少の変化点を解説


ガブリアス

ガブリアス

ドラゴン じめん
使用率: 1位 特性: さめはだ 99.2%

⚠️ 本記事はM-3シーズンのデータです。M-2版はガブリアス考察 M-2をご覧ください。

シーズンM-3のシングルバトルで、ガブリアスは使用率1位(M-2から連続)。すばやさ102・こうげき130の攻守バランスとじしんの圧倒的な制圧力を軸に、タスキ・スカーフ・オボンといった多彩な持ち物で幅広い役割をこなす環境の中心です。M-3ではスカーフが33.0%→26.7%に減少し、オボンが15.9%→19.5%に増加。またまきびしが14.2%で新たに台頭するなど、持ち物・技構成の分布に変化が出ています。


M-3の採用率変化まとめ

技採用率(M-2比較)

技名 タイプ M-2 M-3 変化
じしん じめん 99.2% 99.5% +0.3pp
げきりん ドラゴン 47.9% 49.1% +1.2pp
ステルスロック いわ 50.7% 47.1% -3.6pp
がんせきふうじ いわ 40.0% 36.2% -3.8pp
スケイルショット ドラゴン 34.4% 31.4% -3.0pp
つるぎのまい ノーマル 19.6% 23.5% +3.9pp
まきびし じめん 14.2% 新台頭
ほのおのキバ ほのお 14.4% 圏外

最大の変化はまきびし14.2%の新登場ほのおのキバの圏外消滅です。まきびしは相手の交代時に蓄積するダメージ設置技で、ステルスロックと合わせて「ダブル設置ガブリアス」の構成が生まれています。ほのおのキバはM-2でハッサム(はがね/むし)対策として採用されていましたが、M-3でハッサム(32位)の順位が下がったことが影響していると考えられます。

つるぎのまい+3.9ppの上昇は積み型志向の強まりで、ドドゲザン(24位)と同様のトレンドです。

持ち物採用率(M-2比較)

持ち物 M-2 M-3 変化
きあいのタスキ 38.2% 38.7% +0.5pp
こだわりスカーフ 33.0% 26.7% -6.3pp
オボンのみ 15.9% 19.5% +3.6pp
ラムのみ 5.5% 5.0% -0.5pp
いのちのたま 4.8% 新台頭

こだわりスカーフ-6.3ppが最大の持ち物変化です。スカーフはすばやさを1.5倍にする代わりに1技固定になるため、まきびし・ステルスロック等の設置技と共存できません。まきびしの採用増加に伴い、複数の技を柔軟に使えるタスキ・オボン型が相対的に増えた結果と一致します。


EV・性格

性格

性格 採用率 補正
ようき 59.0% すばやさ↑ とくこう↓
いじっぱり 24.6% こうげき↑ とくこう↓
わんぱく 13.2% ぼうぎょ↑ とくこう↓

**ようき(59.0%)**が主流で、すばやさを最大化して多くの環境ポケモンに先手を確保します。**わんぱく(13.2%)**はH32-B振り型の物理受け構成に対応しており、ようき・いじっぱりとは運用が異なります。

EV配分

EV配分 採用率 概要
H2-A32-S32 56.5% こうげき・すばやさ全振り+HP最小調整
A32-S32 7.6% こうげき・すばやさ全振り
H32-B25-S9 1.3% HP・ぼうぎょ重視型(わんぱく)

**H2-A32-S32(56.5%)**が標準配分として定着しています。HP2ポイント振ることでHP実数値が183→185と奇数になり、定数ダメージの回数調整に使われます。

代表型の実数値(H2-A32-S32・ようき)

ステータス EV 実数値
HP 2 185
こうげき(ようき 中立) 32 182
ぼうぎょ 0 115
とくこう(ようき↓) 0 90
とくぼう 0 105
すばやさ(ようき↑) 32 169

特性

特性 採用率
さめはだ 99.2%
すながくれ 0.8%

さめはだは接触技を受けたとき、攻撃してきた相手のHPを最大HPの1/8削る特性。こうげき130のガブリアスに接触技を当てるリスクを高め、特に物理アタッカーのダメージレースで優位を取れます。採用率99.2%で実質固定。


基本スペック

種族値

HP
108
こうげき
130
ぼうぎょ
95
とくこう
80
とくぼう
85
すばやさ
102
合計
600

HP108・こうげき130・すばやさ102と攻撃・速さ・耐久の三拍子が揃った高種族値。すばやさ102はようきS32で実数値169となり、環境上位の多くに先手を確保できます。

タイプ・弱点

タイプ: ドラゴン じめん
弱点(4倍) 弱点(2倍) 耐性(0.5倍) 免疫
こおりこおり
ドラゴンドラゴン フェアリーフェアリー
ほのおほのお どくどく いわいわ
でんきでんき

こおり×4が最大の穴(ドラゴン2倍×じめん2倍)。環境にはアローラキュウコン(13位)・ゲッコウガ(31位)などこおり技の高採用率ポケモンが複数おり、対面すると一撃で落ちます。フェアリー×2はミミッキュ(2位)・アシレーヌ(15位)・クチート(25位)のじゃれつく・ムーンフォースが刺さります。一方でんき技を無効化できるため、ライチュウ(5位)のでんき技を透かせる点が強みです。


主な型

型1:きあいのタスキ型(38.7%)

一撃で落とされる弱点をタスキで保証し、設置技(ステルスロック・まきびし)+攻撃技で幅広く動ける主力型。リード役として先発に置きやすく、こおり×4弱点でも初手の設置を確実に行えます。

タスキ型(設置+攻撃)

特性:さめはだ(99.2%)
性格:ようき EV:H2-A32-S32
持ち物:きあいのタスキ
H185 / A182 / B115 / D105 / S169

技構成例:じしん / ステルスロック(まきびし)/ げきりん(がんせきふうじ)/ どくづき

初手で設置技を決めてから攻撃技で削る流れ。こおり技でタスキが割れても最低1ターン確保できるため、設置失敗を防ぎやすい。どくづき(採用率16.7%)はフェアリータイプへの打点(×2)として採用されます。

型2:こだわりスカーフ型(26.7%)

すばやさを1.5倍にして環境最速クラスの先制を確保する型。ようきS32の実数値169がさらに×1.5倍になるため、大半の環境ポケモンを上回れます。技が1種に固定されるため、設置技との併用はできません。

スカーフ型(最速アタッカー)

特性:さめはだ(99.2%)
性格:ようき EV:A32-S32
持ち物:こだわりスカーフ
H183 / A182 / S169(スカーフ補正後)

技構成例:じしん / げきりん / スケイルショット / がんせきふうじ

じしん固定で多くの相手を先手で圧倒します。げきりんはドラゴン技として最高打点ですが、使用後は2〜3ターンの混乱確定。スケイルショットは多段技で連続攻撃できますが、ミミッキュのばけのかわを崩した後の打点にも使えます。

型3:オボンのみ型(19.5%)

HP半減時にHPを回復するオボンのみで、こおり×4弱点でもワンパン耐えから反撃できる耐久型。設置技と攻撃技を組み合わせた自由度の高い構成が可能です。

オボン型(耐久+設置)

特性:さめはだ(99.2%)
性格:ようき(いじっぱり) EV:H2-A32-S32
持ち物:オボンのみ

技構成例:じしん / ステルスロック / まきびし / げきりん(スケイルショット)

タスキと異なりHPが残った状態での戦闘継続が強み。オボン発動後もさめはだで相手の接触技を削りながら立ち回れます。ステルスロック+まきびしのダブル設置を狙う構成にも使われます。


苦手なポケモン

ポケモン 使用率 苦手な理由
ミミッキュミミッキュ(2位) 2位 ばけのかわで初手1発を無効化しつつ、じゃれつく(採用率95.4%)でフェアリー×2を確実に当ててくる。タスキを持たせても相手のばけのかわが壁になり、一撃での処理が難しい
アローラキュウコンアローラキュウコン(13位) 13位 フリーズドライ(84.9%)・ふぶき(74.2%)のこおり×4弱点技をほぼ確実に持つ。すばやさも高く、先手でこおり技を撃たれるとタスキ以外では即倒
アシレーヌアシレーヌ(15位) 15位 ムーンフォース(96.9%)でフェアリー×2。特殊技のためさめはだは無効。ガブリアスのじしんはみず/フェアリーのアシレーヌに等倍止まりで削りにくい
ゲッコウガゲッコウガ(31位) 31位 すばやさ122でガブリアスより速く、れいとうビーム(88.6%)でこおり×4弱点を先手で突いてくる。スカーフなしでは対面不利

パートナー(同居率上位)

ミミッキュ
ミミッキュ
共演1位
マスカーニャ
マスカーニャ
共演2位
ブリジュラス
ブリジュラス
共演3位
ライチュウ
ライチュウ
共演4位
メタグロス
メタグロス
共演5位
リザードン
リザードン
共演6位
ムクホーク
ムクホーク
共演7位
アーマーガア
アーマーガア
共演8位

**ミミッキュ(1位)**はガブリアスの苦手なフェアリー技を持つが、同居率トップはミミッキュへの対策をパーティ側で持つのではなく、選出を分ける形で同時採用されているためです。ミミッキュのばけのかわと奇襲性でガブリアスが苦手な相手を倒してもらい、ガブリアスが受けで動く役割分担になります。

**ブリジュラス(3位)**ははがね/ドラゴンタイプでフェアリー技を等倍で受けつつ、ガブリアスが苦手なミミッキュ・アシレーヌへの牽制役として機能します。ブリジュラスにドラゴン技が刺さる相手をガブリアスのじしんが処理する補完関係です。

**メタグロス(5位)**ははがね/エスパーで、ガブリアスのこおり×4弱点を突くアローラキュウコンへのはがね技(アイアンヘッド等)が刺さります。ガブリアスのじしんがメタグロスに×2で通るため、二体で広い範囲を圧倒できます。

**アーマーガア(8位)**はひこう/はがねでガブリアスのじしんが無効。選出した際にじしんを気にせず動けるため、対戦中の技選択の自由度が上がります。


まとめ

M-3のガブリアスは使用率1位を維持しながら、持ち物・技構成の分布が変化したシーズンです。

  • タスキ38.7%(横ばい)が主力維持
  • スカーフ26.7%(-6.3pp)が減少、オボン19.5%(+3.6pp)が増加
  • まきびし14.2%が新台頭(ステルスロックと組み合わせたダブル設置型)
  • ほのおのキバが圏外消滅(ハッサム対策需要の低下)

じしん99.5%の安定した一致技と、すばやさ169(ようきS32)で多くの環境ポケモンに先手を確保できる基本性能は変わりません。こおり×4弱点とフェアリー×2弱点への対策をパーティ単位で用意することが、ガブリアスを活かす上での最大の課題です。

構築例

M-3 シーズン
持ち物こだわりスカーフ
特性さめはだ
性格いじっぱり (A↑C↓)
じめんじしんドラゴンげきりんいわいわなだれいわステルスロック
EVA30B11S25
M-3 シーズン
持ち物こだわりスカーフ
特性さめはだ
性格いじっぱり (A↑C↓)
ドラゴンげきりんじめんじしんいわがんせきふうじいわステルスロック
EVA32B2S32
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