【ポケモンチャンピオンズ】ガブリアス 考察 M-5 シーズン つるぎのまい台頭・オボンのみ急減の変化点を解説
ガブリアス
⚠️ 本記事はM-5シーズンのデータです。M-4版はガブリアス考察 M-4をご覧ください。
シーズンM-5でも、ガブリアスは使用率1位を維持しています。ドラゴン/じめん複合と種族値合計600の高いステータスを持ち、一致技じしん(威力100・命中100)とS169(スカーフ時S253)の速度を武器にする、チャンピオンズを代表するアタッカーです。M-4(2026-07-13時点)からの主な変化はつるぎのまい・スケイルショットの上昇とオボンのみ・わんぱく性格の減少で、詳細は後述のデータ分析で解説します。
ガブリアスの基本スペック
種族値
タイプ・弱点
| 弱点(×4) | 弱点(×2) | 耐性(×0.5) | 無効 |
|---|---|---|---|
こおり
|
ドラゴン
フェアリー
|
ほのお
どく
いわ
|
でんき
|
こおり×4が最大の弱点です。M-5の使用率圏内ではアローラキュウコン(36位、フリーズドライ80.7%・ふぶき67.8%)・ゲッコウガ(17位、れいとうビーム91.1%)・マスカーニャ(4位、トリプルアクセル87.3%)・イダイトウ(オス)(15位、れいとうビーム57.2%)・ギャラドス(7位、こおりのキバ49.0%)が主なこおり脅威です。フェアリー×2ではミミッキュ(5位、じゃれつく97.3%)・アシレーヌ(2位、ムーンフォース98.2%)が該当します。ドラゴン×2ではブリジュラス(3位、りゅうせいぐん72.7%)・サザンドラ(16位、りゅうせいぐん93.0%)・カイリュー(8位、りゅうせいぐん54.4%)が該当します。
特性
| 特性 | 採用率 |
|---|---|
| さめはだ | 99.3% |
| すながくれ | 0.7% |
さめはだは接触技を受けたとき、攻撃してきた相手のHPを最大HPの1/8削る特性です。こうげき130の高火力に加えて接触技を受けるたびに相手を1/8削る効果があり、物理アタッカーとの削り合いを有利に進められます。採用率は99.3%で実質固定です。
主要な技と採用率
| 技名 | タイプ | 威力 | 採用率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| じしん | ![]() |
100 | 99.5% | 一致技・命中100でほぼ全員が採用するメインウェポン。ひこうタイプには無効 |
| スケイルショット | ![]() |
25×2〜5 | 49.1% | 連続ヒット技。最後にS+1・B-1がつき混乱リスクなし。M-4(7/13時点)から+9.2pp |
| ステルスロック | ![]() |
— | 47.1% | 場に設置し交代のたびにダメージ。タスキ型・わんぱく型の主力 |
| つるぎのまい | ![]() |
— | 37.3% | こうげき2段階上昇。いじっぱり増加と連動しM-4(7/13時点)から+8.1pp |
| げきりん | ![]() |
120 | 29.3% | 単発最高打点だが使用後に混乱が確定。M-4(7/13時点)から-5.5pp |
| ドラゴンテール | ![]() |
60 | 27.1% | 相手を強制的に交代させる。設置技との併用でダメージを蓄積 |
| がんせきふうじ | ![]() |
60 | 26.8% | S-1効果。じしんが無効なひこうタイプへの打点が主目的で、それ以外の相手には一致技じしんの方が実効打点で上回ることが多い |
| どくづき | ![]() |
80 | 15.6% | フェアリー単タイプ・複合タイプに広く×2(例: アシレーヌ) |
| いわなだれ | ![]() |
75 | 14.4% | ひるみ判定つき |
| ほのおのキバ | ![]() |
65 | 13.6% | はがねタイプへの打点。M-5で圏内に新登場 |
主な型
型1:きあいのタスキ型(持ち物採用率40.2%)
性格採用率(ガブリアス全体): ようき50.9% / いじっぱり31.6%
タスキ型(ようき / 設置+スケイルショット)
性格: ようき(すばやさ↑ とくこう↓)
EV: H2-A32-S32
持ち物: きあいのタスキ
・じしん
・ステルスロック
・スケイルショット
・がんせきふうじ(げきりん)
タスキ込みで最低でも2ターン確保できる立ち位置から、設置技+スケイルショットで動く構成です。スケイルショットは使用後の混乱が発生しないため、げきりんより後続の行動を縛られにくい点が採用率49.1%まで伸びた理由です。
強み:
H185 / A182 / B115 / D105 / S169。S169で多くの環境ポケモンに先手を確保できます。初手はメガゲッコウガ(おくびょうS213)に後手を取られますが、きあいのタスキでHP1を残して1発を耐えられ、さらにスケイルショットは2〜5回の連続技で最後にS+1段階が付くため、撃ち切った時点でS169×1.5=253相当まで上昇し、次ターン以降はメガゲッコウガにも上から動けるようになります。
弱み:
きあいのタスキはHP満タン時にしか発動せず、一度消費すると以降は耐久の裏付けがありません。ステルスロック等の設置ダメージが先に入っていると発動条件が崩れ、素のS169のまま後手を取り続けることになります。またマスカーニャのトリプルアクセル(87.3%)は3連続攻撃技のため、タスキで耐えられるのは1発目のみで残り2発で処理されてしまい、こだわりスカーフ採用時(55.2%・S288)はスケイルショット後のS253でも上を取れません。
タスキ型(いじっぱり / つるぎのまい)
性格: いじっぱり(こうげき↑ とくこう↓)
EV: H2-A32-S32
持ち物: きあいのタスキ
・じしん
・つるぎのまい
・スケイルショット
・ステルスロック
タスキで1発保証しつつつるぎのまいを積む狙いの構成です。いじっぱり31.6%・つるぎのまい37.3%はいずれもM-4(7/13時点)から大きく増加しており、この型がタスキ型内での比率を高めています。
強み:
H185 / A200 / B115 / D105 / S154。つるぎのまいを1積みした場合、いじっぱり型のこうげきは実質A400相当、ようき型は実質A364相当となり、いじっぱり型はようき型より積み後の打点が約10%高くなります。
弱み:
S154はようき型(S169)と比べてS155〜169の速度帯のポケモンに先手を取れません。メガカイリュー(おくびょう採用率35.4%、メガ後S167)はようき型のS169には後手ですが、いじっぱり型のS154には先手を取り、りゅうせいぐんで打点を通してきます。
型2:こだわりスカーフ型(持ち物採用率20.0%)
S169にスカーフ補正(×1.5)がかかりS253となる、最速アタッカー志向の型です。
性格採用率: ようき 50.9%(ガブリアス全体)
スカーフ型(ようき・最速アタッカー)
性格: ようき(すばやさ↑ とくこう↓)
EV: H2-A32-S32
持ち物: こだわりスカーフ
・じしん
・スケイルショット
・げきりん
・がんせきふうじ
じしんを固定して先手で削る動きが主軸です。
強み:
H185 / A182 / S169(スカーフ補正後 S253)。素のS169では上から動けなかった相手のうち、メガゲッコウガ(S213)・マスカーニャ非スカーフ(S192)はもちろん、相手がスカーフを持っていてもブリジュラス(多数派ひかえめ・スカーフでS205)・サザンドラ(スカーフ多数派S225、少数派S247)・キラフロル(多数派ひかえめ・スカーフでS207)まで上から動けるようになります。素のS169の段階ではスカーフ勢に一方的に後手を取られていたのが、この型ではスカーフ同士の速度勝負でも優位に立てる点が最大の強みです。ただしスカーフマスカーニャ(採用率55.2%・S288)には届きません。
弱み:
技が1種固定になるため設置技や積み技と組み合わせできません。こだわりスカーフの持ち物採用率は20.0%と少数派ですが、その2割のミラー戦では双方S253の同速勝負(乱数)にもつれます。
型3:わんぱく型(性格採用率14.5%)
わんぱく型(H32-B32 / ステロ設置)
性格: わんぱく(ぼうぎょ↑ とくこう↓)
EV: H32-B32-S2
持ち物: オボンのみ
・じしん
・ステルスロック
・ドラゴンテール
・がんせきふうじ
H215・B161の耐久ラインでステルスロックを設置しつつ、ドラゴンテールで相手を強制交代させながら設置ダメージを蓄積する動きが主軸です。M-4(7/13時点)18.2%から14.5%へ縮小しており、後述のデータ分析②のとおりオボンのみ・わんぱくの採用率低下と連動しています。
強み:
H215 / A150 / B161 / D105 / S124。B161の高い物理耐久で、物理等倍〜半減技を受けながらステルスロック・ドラゴンテールで消耗させる立ち回りに向きます。
弱み:
A150(ようき型A182から32減)と火力は劣ります。加えてこおり×4弱点のふぶき(採用率67.8%)は確定1発、フリーズドライ(80.7%)も高乱数1発になるため、物理方面の耐久を積んでも特殊のこおり技にはほとんど耐えられません。
データ分析①:M-4(7/13時点)→M-5 採用率変化
技採用率(M-4(7/13時点)比較)
| 技名 | タイプ | M-4(7/13時点) | M-5 | 変化 |
|---|---|---|---|---|
| じしん | ![]() |
99.5% | 99.5% | ±0pp |
| スケイルショット | ![]() |
39.9% | 49.1% | +9.2pp |
| ステルスロック | ![]() |
49.6% | 47.1% | -2.5pp |
| つるぎのまい | ![]() |
29.2% | 37.3% | +8.1pp |
| げきりん | ![]() |
34.8% | 29.3% | -5.5pp |
| ドラゴンテール | ![]() |
28.5% | 27.1% | -1.4pp |
| がんせきふうじ | ![]() |
30.0% | 26.8% | -3.2pp |
| どくづき | ![]() |
14.0% | 15.6% | +1.6pp |
| いわなだれ | ![]() |
16.2% | 14.4% | -1.8pp |
| まきびし | ![]() |
18.4% | 圏外 | 圏外へ |
| ほのおのキバ | ![]() |
圏外 | 13.6% | 新登場 |
最大の変化はつるぎのまい(+8.1pp)とスケイルショット(+9.2pp)の同時上昇、およびその裏返しとしてのげきりん(-5.5pp)・がんせきふうじ(-3.2pp)・まきびし(圏外へ)の低下です。設置技(ステルスロック・まきびし)を重ねて受け出しを軸にする型より、混乱リスクのないスケイルショットで削りつつ、つるぎのまいで一気に押し切る型への比重が高まっています。
持ち物採用率(M-4(7/13時点)比較)
| 持ち物 | M-4(7/13時点) | M-5 | 変化 |
|---|---|---|---|
| きあいのタスキ | 39.2% | 40.2% | +1.0pp |
| こだわりスカーフ | 19.8% | 20.0% | +0.2pp |
| オボンのみ | 23.2% | 13.8% | -9.4pp |
| ラムのみ | 8.9% | 9.4% | +0.5pp |
| カゴのみ | 圏外 | 4.8% | 新登場 |
| たつじんのおび | 圏外 | 3.8% | 新登場 |
| いのちのたま | 3.7% | 3.5% | -0.2pp |
オボンのみ(-9.4pp)が最大の下落です。オボンのみは後述のわんぱく型(受け出し・耐久重視)の主力持ち物のため、この下落はわんぱく採用率(-3.7pp、後述)の低下と直接連動しています。一方できあいのタスキは40.2%とタスキ型全体の比率は微増しており、耐久で受けるより1発保証から積極的に攻める構成へ重心が移った形です。
性格分布(M-4(7/13時点)比較)
| 性格 | M-4(7/13時点) | M-5 | 変化 | 補正 |
|---|---|---|---|---|
| ようき | 50.2% | 50.9% | +0.7pp | すばやさ↑ とくこう↓ |
| いじっぱり | 28.0% | 31.6% | +3.6pp | こうげき↑ とくこう↓ |
| わんぱく | 18.2% | 14.5% | -3.7pp | ぼうぎょ↑ とくこう↓ |
いじっぱりが31.6%まで拡大した一方、わんぱくは14.5%まで縮小しました。いじっぱり採用時のこうげき実数値は200(ようき時182)で約10%高く、つるぎのまいを積んでも比率はそのまま保たれます。一方でS実数値はようき169に対しいじっぱり154と15下がるため、先手の有無が変わる相手がいる点は前述の型カードのとおりです。
EV分布(M-4(7/13時点)比較)
| EV配分 | M-4(7/13時点) | M-5 | 概要 |
|---|---|---|---|
| H2-A32-S32 | 49.9% | 48.9% | こうげき・すばやさ全振り+HP最小調整 |
| A32-B2-S32 | 9.1% | 10.8% | こうげき・すばやさ全振り+ぼうぎょ微調整 |
| H32-B32-S2(わんぱく) | 3.6% | 1.9% | HP・ぼうぎょ全振り(ステロ型) |
最多EV配分**H2-A32-S32(48.9%)**が引き続き主流です。**H32-B32-S2(1.9%)**の縮小は、性格分布のわんぱく低下(-3.7pp)・持ち物のオボンのみ低下(-9.4pp)と同じ流れで、耐久型からアタッカー型への構築シフトが複数の指標で一貫して確認できます。
データ分析②:つるぎのまい台頭とオボンのみ急減の読み方
M-4(7/13時点)からM-5にかけて最も注目される変化は①つるぎのまい+8.1pp・スケイルショット+9.2ppの同時上昇、②オボンのみ-9.4pp・わんぱく-3.7ppの同時下落、③まきびしの圏外落ちの3点です。
つるぎのまい・スケイルショットの同時上昇:スケイルショット(威力25×2〜5回)は最後にS+1・B-1が付き、混乱を伴わずにこうげき技を継続できます。げきりん(威力120・単発)は使用後に混乱が確定するため、つるぎのまいを積んだ後の連続行動を縛ってしまいます。積んだ打点を安定して出し切りたいいじっぱり+つるぎのまい構成にとって、スケイルショットは「積み後も止まらない」相性の良い技であり、この組み合わせが同時に伸びたと考えられます。
オボンのみ・わんぱくの同時下落:オボンのみはH215・B161の耐久を活かして相手の攻撃を受け、ステルスロックとドラゴンテールで消耗させるわんぱく型の主力持ち物です。わんぱく(-3.7pp)とオボンのみ(-9.4pp)が同時に下がっていることは、受け出しでダメージを蓄積させる立ち回りより、タスキで1発を保証しつつ積んで押し切る立ち回りへの支持が強まったことを示しています。
まきびしの圏外落ち:まきびし(M-4(7/13時点)18.4%→M-5圏外)はステルスロックと合わせて設置ダメージを重ねる技でしたが、ステルスロック自体も47.1%(-2.5pp)とわずかに減少しています。設置技を2種併用する構成の減少は、上記の「受け出し型からアタッカー型へ」という流れと整合しています。
苦手なポケモン
| ポケモン | 使用率 | 苦手な理由 |
|---|---|---|
アシレーヌ
|
2位 | ムーンフォース(98.2%)でフェアリー×2。特殊技のためさめはだ効果なし。こちらのじしんはアシレーヌ(みず/フェアリー)に等倍止まりで確定数が伸びず、どくづきも15.6%にとどまり打点が限られます |
ミミッキュ
|
5位 | じゃれつく(97.3%)でフェアリー×2。こちらのじしんは等倍止まりのうえ、ばけのかわで初弾を無効化されるため2発の確保が必要な場面が多くなります(ドラゴン技はゴースト/フェアリー複合のミミッキュに無効で打点になりません) |
マスカーニャ
|
4位 | トリプルアクセル(87.3%)でこおり×4。ようき最速でS実数値192、こだわりスカーフ採用時(55.2%)はS288となり、ようきガブリアス169・いじっぱりガブリアス154のいずれに対しても先手を取ります。こちらのじしんはくさ/あく複合に半減止まりで打点が伸びません |
ブリジュラス
|
3位 | りゅうせいぐん(72.7%)でドラゴン×2。特殊技のためさめはだ効果なし。ブリジュラスはS EV振り無補正でS137程度(こだわりスカーフ13.8%ならS205)でガブリアス(S169)より遅く、こちらが先手でじしん(×2)を当てても確定1発は取れません。生き残られるとりゅうせいぐんで返り討ちに遭います |
ゲッコウガ
|
17位 | れいとうビーム(91.1%)でこおり×4。メガストーン採用率65.4%でメガ後S142→おくびょう主流(53.0%)でS実数値213(ひかえめでも194)となり、ようきガブリアス169・いじっぱりガブリアス154のいずれに対しても先手を取ります |
サザンドラ
|
16位 | りゅうせいぐん(93.0%)でドラゴン×2。特殊技のためさめはだ効果なし。こだわりスカーフ採用率82.9%でS実数値225に達し、多くの個体はガブリアス(S169)より先に動いてりゅうせいぐんを撃ってきます。先手を取れてもじしん(等倍)は2発必要で1発は取り切れません |
イダイトウ(オス)
|
15位 | れいとうビーム(57.2%)でこおり×4。特殊技のためさめはだ効果なし。イダイトウはひかえめ主流でS実数値130、ガブリアス(S169)より遅いものの、こだわりスカーフ32.6%の個体はS195で先手を取ります。先手を取れてもじしん(等倍)は2発必要で1発は取り切れず、生き残られるとれいとうビームで返り討ちに遭います |
ギャラドス
|
7位 | こおりのキバ(49.0%)でこおり×4。メガストーン採用率77.8%でメガ後(みず/あく)はようきでS146・いじっぱりでS133と、いずれもガブリアス(S169)より遅く、こちらが先手でじしん(等倍)を当てても半分程度しか削れません。ただしりゅうのまい(採用率82.3%・最多技)を1回許すとようき型はS219まで上昇しガブリアス(S169)を逆転するため、初手で削り切れないとりゅうのまい後のこおりのキバでほぼ確定1発を取られます |
カイリュー
|
8位 | りゅうせいぐん(54.4%)・りゅうのはどう(25.0%)でドラゴン×2。カイリューは素の時点でドラゴン/ひこう複合のため、じしんはメガ前後を問わず無効化されます。がんせきふうじ(いわ・×2)で代替してもメガカイリュー(S152〜167)には打点が乏しく、りゅうせいぐんでほぼ確定1発を取られます |
マフォクシー
|
11位 | マジカルシャイン(46.7%)でフェアリー×2。マフォクシナイト採用率99.2%でメガ後の特性はふゆうに変わり、主力のじしんが無効化されます。おくびょう採用率79.7%を想定するとメガ後S実数値204でガブリアス(S169)より速く、わるだくみ(55.4%)で積んだマジカルシャインは確定圏に入ります |
アローラキュウコン
|
36位 | フリーズドライ(80.7%)・ふぶき(67.8%)がこおり×4。性格はおくびょう86.5%が主流でS実数値177とガブリアス(S169)より速く、先にこおり技を通されます。オーロラベール(95.5%)で味方の物理・特殊ダメージを軽減する構築が中心です |
同居率上位の分析
M-5でガブリアスと同じパーティに入る頻度が高いポケモン(同居率1〜10位)は以下のとおりです。
M-4(7/13時点)からの変化として注目されるのはアシレーヌが2位→1位、マスカーニャが4位→2位、ミミッキュが1位→3位とトップ3の顔ぶれは維持しつつ順位が入れ替わった点です。M-4(7/13時点)上位だったバシャーモ・アローラキュウコンが圏外へ去り、代わってアーマーガア・ハッサムが新たに9・10位へ入りました。メタグロス(3位→8位)・ブリジュラス(5位→4位)・ギャラドス(6位→6位)・リザードン(8位→7位)・マフォクシー(7位→5位)は10位圏内を維持しています。
以下では役割分担が明確な上位3種+新規参入のアーマーガアに絞って解説します(ブリジュラス・マフォクシー・ギャラドス・リザードン・メタグロス・ハッサムは特筆すべき噛み合わせが確認できないため順位のみ掲載)。
**アシレーヌ(1位)**はみず/フェアリーで、ガブリアスの弱点であるドラゴン技をタイプ相性で無効化でき、ムーンフォースでフェアリータイプの相手に打点を持ちます。アシレーヌが苦手などくタイプの相手(キラフロル等)は、ガブリアスのじしんが処理する役割分担です。
**マスカーニャ(2位)**はくさ/あくで、あく技はガブリアスのドラゴン技と打点が重ならず攻撃範囲を補い合えます。マスカーニャが苦手などくタイプの相手は、ガブリアスのじしんが処理する役割分担です。
**ミミッキュ(3位)**はゴースト/フェアリーで、ガブリアスの弱点であるドラゴン技を無効化して受けられます(フェアリー技は等倍で通ります)。ガブリアスが弱点を突かれやすいドラゴンタイプの相手には、じゃれつくで×2の打点も持ちます。一方でミミッキュ自身が苦手なはがねタイプは、ガブリアスのじしんが処理する役割分担です。
**アーマーガア(9位)**ははがね/ひこうで、ガブリアスの弱点であるフェアリータイプを半減で受けられ、主力のアイアンヘッド(35.6%採用のはがね技)はガブリアスの弱点であるこおりタイプの一部(アローラキュウコン等)にも通ります。アーマーガア自身はじめんタイプをひこう複合で無効化できる一方、弱点とするほのお・でんきタイプの相手は、ガブリアスのじしんが処理する役割分担です。
まとめ
M-5のガブリアスは使用率1位を維持しながら、以下の3点で技・型の構成が変化したシーズンです。
- スケイルショット(+9.2pp)+ つるぎのまい(+8.1pp)の同時上昇:混乱リスクのない連続技で積んだ打点を出し切る「一撃狙い」構成がさらに強化されています
- オボンのみ(-9.4pp)+ わんぱく(-3.7pp)の同時下落:受け出し重視の耐久型からアタッカー型への構築シフトが複数指標で確認できます
- まきびしの圏外落ち:ステルスロックとの二重設置構成が縮小し、設置技依存の立ち回りが後退しています
じしん99.5%の一致技とようきS169(スカーフ時S253)の速度は不変で、環境中心であり続ける基本性能は変わっていません。こおり×4・フェアリー×2の弱点に対して、パーティ全体でカバーを用意するか、タスキで1ターン保証する構成を選ぶかが採用時の主な検討事項です。
関連記事:ガブリアス考察 M-4 / メタグロス考察 M-4
構築例
こだわりスカーフ
じしん
げきりん
がんせきふうじ
ステルスロック
きあいのタスキ
スケイルショット
じしん
かみなりのキバ
つるぎのまい
こおり
フェアリー
ほのお
どく
ゲッコウガ
サザンドラ
イダイトウ(オス)
カイリュー
アローラキュウコン